鉄道は好きだが、電車の形式だとか
仕様だとかには興味が無い。それが何系だったか
わからないが
今朝、仕事に出るためマンションから出ると
目の前を昔の「りょうもう号」がピカピカで走っている。
おやおやと思って、目を凝らすと「臨時・団体」列車のようだ。
まだ、あの姿で残してあったのか、蘇らせたのか知らない。
知らないが、何かいいものを見たようで、今日はいい事が
有るかもしれないと思う。
バス停で、小銭を探したが財布から出て来た分では
10円足りない。 バスで両替は面倒くさい。
まさかなぁ… と思って洗いたてで履いて来たジーンズの
ポケットに手を突っ込んだら 10円出て来た。
乗り込んだバスの車幅が2mぐらい。
全長も10mあるかないか。尾小屋の客車ぐらいか。
一番前の席を、若い奥さんから譲られたおじいさんが
「子供の頃から立たされるのには慣れてますから」と
固辞し、その会話が一番後ろの客をも微笑ませている。
客車の中も、こんな感じだったか。
EIZOU君から知らせがあり、本屋に並んでいる
鉄道ダイヤ情報という本に載っている下津井電鉄のクハ5と
いうのがうちのキハ5にそっくりだというので
本屋で探すが1軒目ではその本が無く、なんとなく
鉄道ジャーナル誌をめくってみる。
「地方鉄道のこれから」がテーマの号で、
なんだか妄想鉄道みたいな話も本当にあって
「ふ~ん」て感じ。
その後、クハ5は別の本屋で確認し、確かに良く似ていた。
EIZOU君はこの車輌の荷台を鮮魚台と書いていたが
いい呼び名だ。ウチの荷台は 亥バケット と呼ぶ事にしたい。
彼はまた、今日の臨時列車が何時頃、家の前を通過し
(上りだよ)私の出勤時間を調べ上げ、その列車に
ついての情報をまもなく報告してくれることだろう。
今、妄想鉄道が走ったり、亥が走ったりしている
このブログを、1年、2年と遡っていくと
写真、野球、釣りなどとその時その時で違う事に
興味を持っている。ヒトは毎日、毎年同じではないようだ。