-写真の部屋-

奥野和彦

たていし

2013-09-09 00:47:58 | 写真
130908
本当に好き勝手な事ばかり書いている。
竜巻についての事も子供の日記レベルである。

いつも言っているけれどこうして書いておいて
見て下さらなくても良いと思っている。

見てもらわなくても良いが
続ける事は続ける。
そしてまた駄文の積み重ねだが

今週は遠距離出張が2つあった。
一つは福岡、一つは気仙沼である。
福岡は飛行機で行って帰って来るだけの仕事だったが
無理矢理空港のロータリーまで出て
「福岡」の写真をはぎ撮った。
気仙沼は朝イチに東京駅に集まって行って
こちらはバスに乗ったりフェリーに乗ったりで
写真を撮るには盛り沢山であったが、どちらも日帰り。
もしかしたらちょっと疲れた。

で、気仙沼から大島と言う島に渡るフェリーの港に
見慣れたフェリーがあって、当然 ふるさと弓削の船を
思い出す。 やっぱりどこもカタチは同じだよなぁ…
なんて見てたのだが、「たていし」と船名が入っている。
「たていし」は広島県因島長崎桟橋とお向かいの上島町
生名島の立石港を結ぶフェリーの名前。車ごとフェリーに
乗って島伝いに架かった橋で弓削に渡る。

なんで「たていし」?
でも、頭の中で答えはすぐに出て、地元のマイクロバスの
運転手さんに確かめたらやはりそうだった。
震災の支援で瀬戸内からこのフェリーが4、5艘やってきて
働いてみんな帰ったが、この1艘だけ残ってるんだそうな。
たていしの名前はそのままだけど、行き先板が
気仙沼⇔浦の浜(大島)になり、
船籍も 気仙沼市と書いてあった。
この船はもうここで暮らして行くのだろう。
なんだか、思いがけない場所で自分の親戚に
出会ったような気持ちになって、それを同行スタッフに
すぐに言いふらす。 つまらない話である。

まだ、瀬戸内の海にいた頃に自分を乗せたかも知れない。

盛りだくさんであったにもかかわらず
すぐにここに載せられるデジタル写真は撮ってない。
今は、カラーフィルムでブローニーでしかも感度が
低いのを使って写真を撮っているので昔みたいに
移動のバスの中から見える大船渡線を撮ったって
ブレるからダメだし、そばにきれいな渓流が見えたって
ブレるからダメだし、一ノ関駅の跨線橋から見える
構内の夕暮れを撮ろうとしてもブレてダメなのである。


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