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奥野和彦

ヒトの考えること

2017-02-10 19:29:40 | 写真


さて、先日修理に出した釣竿が戻って来た。
どんな修理をするのかと思っていたが、
少々短くなった一節が、裂けたりひどく損傷していなければ、
短いまますげ口を整えて漆も綺麗に塗って使う、という方法であった。
それで、税込2160円である。

本物の漆をいじってみると分かるが、
その手間を考えてみても適正な料金かと思う。
例えば、折れてしまった一本を丸々
調子が変わらない様に竹の素材から職人の目で吟味し、
曲がりを直して中をくり抜いて刺さる側と差し込む側を作って
糸を巻いて漆を塗って、となるともっと高額になる。

もう直ぐ春なので、性懲りもなく
タナゴの産卵用に入れるべく二枚貝を買って来た。
未だにうまくいったことがないので哀川翔氏のように、まだ途中なのでやって見るだけだ。
上手くいかない理由として貝の餌が無くて先に死んでしまうことが挙げられる。
植物性の有機物だかプランクトンを摂るらしいが水槽の中にそれが必要量あるかどうかも分からない。
で、考えた。 (つづく)