-写真の部屋-

奥野和彦

いつか高級ホテルにも

2017-02-16 20:46:59 | 写真


ライトを作って3分間1本勝負。
今日もよく頑張った。
撮られるのが苦手な人、嫌いな人もいて
時間も短くて、場所も限られて
それでも、必要で頼まれればそれを撮るのが仕事で
出来れば思ったより苦でなかった、
思ったより沢山いいのが撮れた。
で終わるのが理想であり、幸せである。
今日は、そうだったかな。



こういった高級ホテルに良く置いてある
日本の伝統や美術や工芸や風景を紹介する本(写真集)。
被写体が来るまでの間、眺めている。
美しい写真でいつも憧れるのだけれど

取る(撮る)に足らない 市中の在り様の一瞬一瞬にも
日本とはこうである、
日本の普通とはこんなにも美しい
という時間があると思っていて、ブツ撮りとはまた違って
それを集めてこんな風に見せられたら、と思っている。

少し前に書いたけれど
ある映画配給会社さんの社内に
社員が休憩したり、映画業界関係者が打ち合わせをしたり
するカフェがあって
そこに自分のポートフォリオを置いてもらうことを
思いついて、許可を得た。
自分の写真の売り込みをするというよりは
皆さんの休憩の合間に、
宣伝会議の合間のひと時に少しでも息抜きになれば
と置いたもので、今の所、そういう意味で好評だと聞いて
とても嬉しい。
本立てに閉じて置いてあるものを
日々、誰かがページを変えて開いて行ってくれるらしい。
夏までに、カラーで第二弾を置いてもらうべく準備中。