-写真の部屋-

奥野和彦

カモ

2022-07-06 23:33:20 | 写真


近所の用水路は
カモが子育てをするのにちょうど良い。
そばに住んでいる人間は
毎年その時期になると
用水路に親ガモが抱卵できる桟敷を作り
カモもそれを利用して
子供が生まれ
その用水路で子育てが始まる。
写っているのは2羽だけだがこの後に
兄弟がもう5羽と親鳥がいる。
で、そういう家族が毎年4組ぐらい居るだろうか。

近所の人間も手を出すどころか
子育てハウスを作ってやるぐらいだから
カモもすっかり警戒していない。
こうして人間が覗き込んでいても
夢中で食べ物を探している。
もう田んぼにたくさん水をやる時期は過ぎたので
このように水は減ってしまっている。
減るとこんなにゴミが投げ込まれているし
汚いなぁと思うけれど
カモは平気で餌を探す。
自分は時々タナゴの産卵に使える二枚貝を
掬ってくることもある。