写真は、実世界のコピーなので
切り取った世界に、意味だとか解釈がないと
見る者との間に共通項が生まれず
なんでこんなものを?何を撮ったの?
という感想がまず先にたち、理解されない事になる。
絵画は、アートは
作家の頭の中にポッと浮かぶものなので
それがどんなに奇異であっても
それをなんで撮ったの?というほどには否定されない。
コピーだと、同時代に生きている人の
感覚との差異を否定されるのだ。
コピーであるのに、こんな見方をした事が無かったと
こんな風に見る事が出来るのかと、
そういう意味で「なんだこれは?」と
言われる仕事をしていたい。
新作も期待します。