真似をするつもりはなかったけれど
新しい方向性を見つけたくて
ブローニーフィルムを使い始める。
スローライフじゃないけれど
ガツガツ、カツカツ写真をするんじゃなくて
ゆっくりやりたかった。
最初に使ったのは
カメラ屋のジャンクワゴンに乗っていた
ヴェルタという蛇腹のスプリングカメラ。
レンズがテッサーでフォーマットは6x6。蛇腹に少し
穴があいているが、シャッターも動くし
補修しながら使った。よく写った。
最後には蛇腹が破れたので引退。
この写真の頃が限界であった。
その後、テッサーf2.8付きの大きなイコンタを
買って仕事で久米島に持っていった。
その時に撮った写真たちは今見ても美しいと思う。