-写真の部屋-

奥野和彦

fpbr

2014-01-23 22:54:43 | 写真
140123
何年ぶりかで開高健の『フィッシュ・オン』を
読んだ。アラスカ、スウェーデン、パリのセーヌ川、
アイスランド、タイ、いろんな場所に行って魚を釣る。
開高さんの場合はそれが週刊誌の連載で仕事でも
あるのだが、純粋に釣りが好きでそのためなら
どこへでも行く。仕事以上に真剣で熱中しているので
作品になったときにも面白い。
仕事だという観念は頭の中に多分ないのだろう。
本当に没頭し、溺れて、勝って、負けて、
死にかけて、疲れ果てる。

お金がかかっているという意識があると
かえってブレーキがかかるのかもしれないな。
ギャラを上げてくれるのならもう半日頑張って釣るよ。
とか。

本を読み終わったら、そんな風に熱中出来る事が
自分にもあるかと考えた。
釣りはそうだろう。
写真がそうだろう。
少年野球がそうだろう。
鉄道は…そこまででもないかな。

頭文字を並べると、f p b r
じっとしていられなくなる。
男はバカだ。





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