震災後、仕事で仙台に行くのは2度目だったが
昨日は名取市に行った。
3月11日、急いで帰り着いた家の
テレビで生中継されていたのは
まさにこの名取の田畑を黒い津波が、スルスルと
呑み込んでいく場面だった。
今も、がれきが残っているのは見ての通りだが
これで、かなり片付いたのだと運転手は言う。
まだ、走っている道路端に小さな漁船やボートも
転がっている。
ふと、「水の旅」っていうのもどうかと思った。
名取川。
真っ黒だった川はきれいになったように見える。
夕暮れは仕事現場の裏を流れていたとある川。
もっと歩き回る時間が欲しかった。
あそこに、いい橋があるじゃないか。
きっと、タナゴやフナも泳いでいただろう。