-写真の部屋-

奥野和彦

一人で運転中

2018-01-15 21:55:10 | 写真


車に乗って
実家へ用事をしに行く途中で
どうでも良いような畑の風景が
撮っておいたほうが良いような景色に見えて
景色というより
「土と木の電柱とその向こうの林の組み合わせ」
細いくねくね道で後続車もあるので車も停められず
Uターンして戻ろうかと迷いながら走って来てしまったが
急にそのあとちょっとした景色が
「そのように捉えれば存在する理由が無くもない」
ものに見えて来て
「気のせいだ、気のせいだ、すぐ忘れる」
とそのまま通り過ぎて、落ち着いている。

その、撮っておいたほうが良いような
でも、感傷でも記憶でも記録でもない
どうでも良い景色を
本当に撮って並べたら
撮っておいて良かった、何か形を成すものに
なるのかどうかを
やってみたほうが良いのか
時間の無駄なのかを
誰か教えてくれる 訳ないよね。

五線譜に模様としてデザインするように
見た目のバランスを考えて音を(音符を)置いて
ピアノで弾いてみるとか
和音の響きなど気にかけずに
時系列の中に置きたい音をここ、ここ、と
置いていって頭から流して聞いてみるとか
そんなことも考える。

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1 コメント

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引っ掛かり (EIZOU)
2018-01-17 10:57:04
通る度に気になる場所、好きな場所があっても、それは第三者にはつまらない景色かもしれません。それでも探して撮っておけば、自分一人は納得できますから、ドンドンやったらいいと思います。
ルート66じゃなくても、名もない県道でも時に良い光景が有ったりしますね。
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