ここでも野球をしている。
楽しい野球をしたい。と思う。
楽しい、というのは仲良しこよしで勝敗には
特に拘らない野球、ではない。
勝利と、技術の向上と、チームワークの楽しさを
求め、練習が厳しくても、多少指導者が厳しくても
意に介さず、目標に向かって突き進んでいく姿勢があれば
理屈など無く、楽しい。
少なくとも、私の野球はそうであった。
野球の中に入った以上は、全身全霊をかけるものであった。
なぜ、練習をするのかなんて考えた事も無く
するものであった。
現在、子供達と野球をしているけれど
なかなか、そういう気持ちで取り組んでいる子供には
出会わない。 そういう子がいるチームは強い。
礼儀を覚える。体が強くなる。仲間を作れるようになる。
等の理由で親が勧めて入って来る子もいるし
それはそれで構わないが、最終的には
結果を出させてあげたいし、
そうすると「つらい事を乗り越えての達成感」も
より強いものとして教えてあげられる。
そう思っているのだが
結果を出すためには、日々の個人の練習も
必要である。少年野球とはいえ、勝ち上がるためには
自主練習は必須である。
しかし、今の子達にはそれが出来ないし、
厳しい事は嫌だから、野球が面白くない。
大人から、大きい声を出される練習も、嫌である。
どうしてやるのか。 ここから教えなければならない。
自分たちから、「楽しくなって来た」と
本当に思えるようになるだろうか。
してやれるだろうか。
そんな事は、本人たち次第。
そうなれなければ、それで卒業していくだけのこと
ではあるが、割り切って、切り捨てることが
また、出来ない。
一日、そんな事を考えていたら
つい、偉そうに書いてしまった。
１コーチ、親としての考えに過ぎない。
