昨日のプリントは全体に少し
トーンが明るすぎたようだ。
次の時はもう少しトーンを落とすように。
言い訳をすると
バライタだと、水洗の事が気になったり
乾かしながら、吸い取り紙に挟んで行く
タイミングが気になったりで
プリントそのものが、おろそかになるのかも。
その上、久しぶりに希釈した薬品は
少々古すぎたのか、乾燥させた
印画紙の白ブチが黄ばんでいる。
改めて、今後はRCペーパーをジャブジャブ
使う事を決心しよう。
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朝
24時間前
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鈍い青緑
2日前
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軒下
4日前
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軒下
4日前
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軒下
4日前
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べっこう
5日前
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べっこう
5日前
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お香
6日前
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川の記憶
7日前
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川の記憶
7日前
誰かにプリントを所有してもらいたいという欲求が少ない時点で、写真作家とは自分は言えないかもしれません。(情けないなぁ)
が、過去の膨大な稚拙なネガ群の中から、時折「これを撮っておいてよかった」とか「こんなのもあったんだ」という写真を見つけて、時間がかかってもスキャンすればカビることも無くPCで鑑賞できる、ということで扇風機を当てながらXPでしか動かなくなったスキャナを酷使しています。
モニタだろうが、紙だろうが好きな方法でよいのです。
スキャナ&プリントアウトはインクの色と
写真の大きさが納得いくものであれば、私も
その方法に切り替えてしまいたいです。
そのためには、もう少しまともなスキャナと大きな
プリントが出来るプリンタが必要です。 が、
大体、黒のインクの色に納得がいかない。
見る場所の光源によって色が変わって見えますからね。
そして、私の場合は、写真を手に持ちたいこと。
カルタみたいに並べて眺めたいこと。
「暗室作業とその結果」という部分に
毒されていること、がまだ抜けきらず、
ときおり、暗室作業にこもる事になります。
あくまで、私の主観ですが
印画紙は本当にダメになりました。
今回も、バライタペーパーに文句をつけていますが
バライタの場合、液体に浸けることによって
乳剤と紙自体が膨張し、粒子が甘くなる気がするのです。
メーカーによって製造方法が違うのか、愛用していた
アグファのペーパーの時には、そのことがそんなに
気になりませんでした。乾けば粒子もそれなりに
ピリッとしたような、気がしたものです。
その点、ダメだなあと、思っていたのが I社 で
今、普通に手に入るのは、その I社 だけに
なってしまった。
古い薬品を使ったとも書きましたが
同じような使い方をして、汚染に弱いのも
I社 のような気がするのです。
古いものを使う方がいけないのですが。
I社 は薬品も独自のもので、処理時間も
早く作られています。もしかしたら、そのことと関係あるのか
ないのか、は分かりませんが、私は硬膜定着液を
使いたいし、使っているから処理時間は長くなります。
なので、今後は気を使わなくとも
紙の伸び縮みもない、原紙が汚染される事も無い
水洗も大雑把でいい、RCペーパーを使う事にします。
将来、写真展をするにしても
そのとき、テストをしてバライタに
気に入るものがなければ、RCでいいでしょう。
長年、考えてきましたが、やっと吹っ切れそうです。
紙の厚みも黒の締まりも満足でしたが、処理の手間や取扱いが大変でした。トーンが豊かならマルチのRCの方が効率がよいだろうと、その頃も思っていましたが、気に入った紙を変える柔軟性もなかなかなく・・。そうですか、イルフォードもあまりよくないですか。オリエンタルがサイバーグラフィックスになってからは知らないので、同じ紙はもう無いのかも。
顔料インクジェットプリンタは、キヤノン9500MarkIIとエプソンPX-5Vの実質2機種しか要求に耐えるものはないと思います。自分はキヤノンを使っていますが、A3ノビまでですし、10色インクの単価が高いです。このクラスでやっとメタメリズムが問題無くなります。大きく紙のマージンを取ったプリントをするにはA2対応のプリンタが要りますが、家庭に置ける大きさではないですね。
RGBでスキャンしてCS3以降の「白黒」変換をすれば、顔料プリンタで色が転ぶことはありません。
私の銀塩生活は続きそうですね。
頭と気持ちと手の向かっていく方向へ
流れていけば、いい感じ。