FRIARS'N'SNIFFERS

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近況(副題さようなら、ぼわちゃん)

2014-10-31 21:36:00 | ucchhy
10月の近況をば。

男が仕事忙しいアピールするのはダサいと思うが今は言わせてほしい。
社内でやばい事案があり毎日追われている。
そんな中、自分を奮わせられるのはやっぱりパンクロックだ。
車ん中でoi!/street punk、neo modsが俺を応援してくれてる。
そしたらいくよね、バンドのことが。
ネクストギグに心が。

姫路ギグ・・・
モチベーションはあがりっぱなしだ。

でもイヤな思い出が頭をよぎる。
8年前、同じように俺の伸るか反るかの案件業務を抱える中で前バンドは気持ちがすれ違っていった事。

そんな折に名古屋にThe hawks主催のskinheadイベントにCRIKEY CREW同行で。
ライブハウスred dragonと中華料理屋しかいかなかった5時間滞在の弾丸旅行だったが本当に行って良かった。勉強のつもりが興奮と感動を福山へ持って帰った。

前述した辛かった以前のこと、業務に追われている現在・・・
CRIKEY CREWの「fight back」で俺の悩みは吹っ飛んだ。
この先輩バンドを初めて観たのが18年前、フルリスペクトな気持ちは変わらない。
この日の映像はこれ。
(文中の「fight back」は11分18秒から)




そしてこの日の事を・・・

我が家の愛してやまないうさぎのぼわちゃんが亡くなった。
どれだけ日がたっても悲しみが止まらない。

子供のいない我が家ではうさぎ達が俺を癒してくれて明日への活力、責任感を持たせてくれたものだ。
複数のうさぎを飼ってきたがいちばん長生きしてくれて俺ととても仲良くしてくれた。
デリケートな生き物だけど賢くってね、毎朝決まった時間にお越しにきてくれるんだよ。
トイレも守ってくれて家具をかじったりしないからリビングで放し飼いしてた。

長生きしてるとはいえ最後は心臓を患っていて病院からも年齢を思えば投薬は勧めないと言われた。
毎日マッサージをしてあげていっぱい話しかけた。

最期を看取ること出来ず…
帰宅するとまだ暖かい身体で横たわっていた。

人間は愚かだよ。
本当に愚かだよ。

本来、動物は自然界で生きていくもの。
人間の欲望で人工的な空間で住み、行った先で人生を左右される。
ペットショップで売れ残った小動物は処分される。
その子たちを我が家では数頭ほど引き取った。

ぼわちゃんもその一羽で8年前にファミリーとなった。

楽しかった過去の思い出を思い出すとやっぱ辛くて・・
もう作れない思い出の未来はもっと辛くて。

でもこんなに悲しみに暮れるなら、いっそ自然界の法則に従ってペットを招きいれなきゃいいのでは?と思った。

違うよな。
動物と共にした人はわかると思うが言葉に出来ない共存共栄を感じると思う。

今回、悲しすぎるのは複数飼ってきたうさぎの最後の一羽だからとかいちばん仲良くしたから、だけではない。

以前より命の儚さを感じるようになったからだ。

こんな時の悲しみの耐性をつけたり和らげる方法はあるのか?

俺は思う。
辛さと悲しみを精一杯に受け止め心の器を広げる度量を育てる、それしかないのでは?
もちろん、それでも毎回こうやって悲しみを背負う訳だけど…

ごめんね、ぼわちゃん。
病気治してやれなくて。
キミは今度は健康な人間に産まれてきてね、俺はうさぎに生まれ変わるから。
その時どこかのペットショップいると思うから絶対にみつけてね、俺を。
仲良く暮らそうね。

さよなら、ぼわちゃん。
キミは素敵なうさぎちゃん、向こうで美味しい牧草みつけるんだよ。


ありがとう、ぼわちゃん。
キミからもらった優しさを死ぬまで忘れないから。

うちかわ ぼわ(女の子)
享年8歳


ぼわって毛並みがもじゃもじゃだからと妻がつけた名前だった















独り言。

2014-10-03 23:02:00 | ucchhy
佐賀ギグ終わってもう2週間かー

帰りが1人で頭ん中をグルグル色んな事を考えてたらこれいっそブログに残しとこうと。備忘録みたいなもん。
最近ココに書くネタも尽きてたし。

あまりにパーソナルなことなんでオチもないからおヒマな方だけ読んでね。
ノイローゼじゃないからねー!

んじゃ回想スタート。

イベント終わって軽く打ち上がって店出ても飲んでたら記憶があまりなく翌朝メンバーから聞いたのは俺がタチ悪くクダ巻いてたと。
最近酒に弱くなって想像したくてない自分になってると自己嫌悪の中ひとり帰路に。

爆音でThe Boys新譜を流す。
昨日のギグ…気持ち良かったな。ミスいっぱいあったけど。
俺は何か一石を投じれたのだろうか?
いや俺はやれるだけの事はやった、そう思えば次に生きるはず!

頭の中で福岡は四次元ギグからの昨日までを時系列に思い返してみる。
九州2連チャンのカード、この日に至るまでって…なんか…夏ぅ!真っ盛りぃぃ!って感じで。
って俺いくつだよ?
張り切って新しいエフェクター買ってアンプの修理もまたやって。
なんせ佐賀でやれるなんて。
福山で産まれ育ったけど本籍って前は佐賀だったんだよな。

標識が小倉を指す。
つーかまだ小倉かよぉ…
わかっちゃいるけど交通機関使って来れば安くて安全なんだろうな。
後ろに山積みの機材たち…これを運ぶから車で来てんだよな。
でもちゃんと使いこなしてるか微妙だな…今回だってなんであんなに本番は音が乾いてたんだ?
リハと違くなかった?
アンプを運ぶ価値はあったのか?
俺はミュージシャンごっこがしたいのか?
…いやこのアンプ、メサブギちゃんでコケたら仕方ない、そう思おう。
こいつと心中だ。

だってメサブギ…俺のギターヒーローが使ってたから無理して買ったんだよな。
俺の原点…

原点ってあれだ!
中学生の時に深夜のベストヒットUSA、ミュージックトマトをテレビの前にラジカセ置いてナマ録音してたんだよな。ライン端子あるの知らなくてガチャ録り。
夜更かしして次の日、授業中睡魔に素直になり怒られーの休憩時間に自慢したんだよな、エアギターで。いやホウキも使ったか。
何の曲が流れるかわからないからテレビの前で絶えずスタンバって好きそうな曲、知らない曲が流れたら録音ボタンをえいっと押して。
ある夜に母親が後ろから
「早く寝なさい!」
と怒鳴られて俺が
「しーっ!いま録音しとんじゃけぇ!!」
とやり取りがしっかりテープに吹き込まれたけどあの俺のベストセレクションテープが原点じゃなかろうか。
あの両面120分に及ぶテープすごく聴いたな…
辞書片手に単語調べたり。
いちばん印象的なのこれ。


そうだ、そのテープを初恋のラバーソールが似合うあの娘に意を決して貸したんだ!
何の曲が良かったか聞くと俺と母親のやり取りのとこがすごくウケたって答えられてめちゃ恥ずかしくなって…
フラれるわな、そんなダサいやつ…
でもその娘ったらワタシもそれと同じ事あったと付け加えられた時にもう俺トンだよなー。
ずきゅん、ばーーんって。
ゴーバンズの世界そのままの娘だった。世の中の女性はみんなこうだと思ったくらい。

リリックはこれ。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E00777


このナンバーで救われた童貞君は多いはず。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E00778

あのテープどこいったんだ?

ぼーっとしてたら、またサービスエリア過ぎた。

山口は通過したか…
メンバーの地元。5月の宇部ギグも面白かったな。
彼らも何か残したのかな、心の中に。
そいや頭の中の新曲を鳴らしてみると早くこれを形にしたくて。
山口にいる時に思いついたメロディ。。。

やっと広島入ったか。
しかし忙しいな、俺。
でもバンドがやりたくても出来なかったあの空白の日を思えばあの日に戻るのはマジ地獄だ。
誰とバンドやってもうまくいかず。
その頃イカれてたな。
誰とも連絡してなくて。
困難から逃げる現実逃避には手っ取り早い快楽がイチバンで…
それも即効性のあるやつ。
いわゆる自暴自棄。
ご多聞に漏れず俺もなりたくないヤツに落ちる。
その時は逃げれても何も残らない。
確実なのは空っぽになる財布と虚しさだけか。
みんなと会うのが辛くて岡山ペパーランドにも出張先の広島市内の飲み屋に顔もださなかった。

パンクが出来ないならいっそパンクじゃないバーで飲んでブルースを勉強した。
頑張ったけどトシとりそうでやめた。
JAZZバーも通ったな。
結果は頭の固いオジ様と口論して追い出された。
ならばとフォーク喫茶にも行った。
寝つきの悪い俺が眠くなるという意外な安眠療法をみつけただけだった。

ハッキリしてきた、あの時に今さら。
やっぱりパンクロック、とりわけoi!/street punkがしたかった。
それもイカつさとキャッチーなのが同居したやつ。
どんだけ周り道したんだ、あの時。

だからこの忙しさをダルいと感じた時にバンドをやめなきゃいけない時だろ。

あの録音を重ねて自分だけのオリジナルテープを作った夜を思い出したらあんな自分を見失うことなくてラバーソールのあの娘はバカじゃなーと言いそうな一言を(得意の)妄想でカバーしてバンドが出来る喜びを感じれたら。
こんなロングドライブ、辛くない。
悪くない。
望んだ事だからな。

…。
…。
いやそれでも1人のドライブは疲れたー!
帰宅してこの疲労もギグのうちと言い聞かせた。


ね、何のオチもなかったっしょ?