FRIARS'N'SNIFFERS

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東京ギグを終えて。③

2016-03-28 22:42:00 | ucchhy
続きな。

1曲目からアドレナリン全開。
ジャンプした足にギターヘッドが当たる。
チューニング狂ってしまったのがわかったけど3曲目までのメドレーは止められない。

ここで気にしちゃいつもの俺だけど今夜は違う。
関係ない、ブッ飛ばす。

ここ東京でも俺らのギグで記録更新してる、開催地以外の県外からの熱心な客、友人が来てくれてこの瞬間を観に来てくれてる。
それを思うとスカしたギグなんてできるかっていうのよ。
(まさか東京でもFRIARS"N"LADSがあの高円寺HIGHにいてくれたことは俺の財産だ)

このバンドはOUT ATTACKのギター俺とLAST REJECTIONのメンバーからなるバンドだけどこの日、お互いのメンバー1名ずつ来場してて、そこもテンションあがったな。
や、正確には複雑だったか。

例えれば元カノはまだパートナーいなくてフリーだけど俺は既にパートナーいてよろしくやってるというかね。。。
お互いハッピーに過ごしてないとスッキリしないというか。。

とは言ってもそれと同時に俺は諦めなかったからまだやれよんだぞ、とも。

ギグの最中に

ウケとんのか?
スベッとんのか?

どっちでもいい。
もし終わった後に心に何かジワジワきてさえくれれば。。

ミスはいっぱいあっても気持ちよかったギグって本当こんな日のことだろう。
あっという間だった。

終わってしばらく手が震えてたの不思議だったな。
なんかやり遂げた気になったもん。

楽屋で終わりのグータッチもそこそこにホールに出ると色んな人が話しかけてくれて嬉しかったなー。
初めての人、SNSで知り合った人こんな時でないと会えないからいっぱい話したよ。

続くLRFを観戦して好きなこのポーズの画像みてつくづく思うね、夢みたいだったな、と。
色んなパンクロックあるなかでこんなアプローチは間違いなくLRFだけだし最前列の鉄柵に手をかけて横みるとメンバー3人が並んで楽しめたのもこの東京の思い出。



打ち上げ後、俺だけ新宿ロフト深夜の部に行ってプリズナーのアコースティックver観た。
俺もクタクタだけどさっきまでLRFでギタープレイしたオサム君のタフを見習いたいよ。
帰り間際にロフトメインステージみていつかはここで・・と燃えたね。

翌日。
一足先に帰るシンガーとベースを見送り亮一と一緒にレコード屋行ったり深夜まで飲みにいったり。遊んでレコード屋で同じコーナーばかりみるそんなドラマーを何か知らんが心強く思ったもんだ。
さらに一泊して亮一は昼過ぎに飛行機に乗る為、品川駅まで見送りにいった。

お別れしてして俺の新幹線まであと数時間ある。
行くとこはあそこしかない。
そうだ、上野だ。



背中にはギターケース背負って左手にはエフェクターボード、右手にはキャリーバック引いてさらに肩にはショルダーバック。
どうみても観光者か引越しか、の体で立ち飲み屋で飲みまくり。




有名な不忍池にいってみた。



缶ビール飲みながらボケッとしてると目の前でビニールシート敷いて楽しそうに宴会してる男3人女2人のグループから声かかった。
東京ってみんな優しいなと思ってるとその人の仕事はあの人は○○でこの人は○○で・・・
なんか貴重な話きかせてもらったよ。
昼と夜でこの辺りは違う空気になるんだってね。
東京やっぱ住みたいわと思ったな。
このときは。

野外音楽堂からはアイドルコンサートが聞こえる。
宴会の輪から離れて腰をおろして東京初日から今日までを回想していると・・

あのガード下で会ったあの人が俺の前をゆっくり過ぎ去っていった。
今回のこの東京で忘れられないあの場面をくれたあの人だ。
立ち上がって慌てて声をかけた。

「あの、俺、この前・・・」

ところが全然覚えてない様子で

「・・・なんだよ。。。」

とだけ言って俺がスミマセンと謝る前にゆっくり過ぎ去っていった。
脱力とはこんな感じでペタリとまた座り込んで笑ってしまった。。

メンバーからは無事帰宅してるよ、とそれぞれLINEがきた。
福岡にも山口にも着いたようだ。


・・・・。
帰ろ。
はよ帰ろ。
俺も福山に帰るど!

地元愛なんて全くない俺だけどこの時マジそう思った。
いつものツレに報告したい、うさぎと会いたい、早く家で味噌汁飲みたいな・・

決してホームシックじゃないそんな気持ちをあとに上野を後にした。

ギグ以外で俺が何か得たとしたらこれらの思い出。

という訳で
このギグを応援していてくれたりSNSで反応してくれたり直接連絡くれた方々みんなありがとう!

俺らはまた1本のギグの度にドタバタするのでしょう

それが俺たちFRIARS"N"SNIFFERSだからな。




東京ギグを終えて。②

2016-03-24 22:17:00 | live info
明けて翌日。
やはり上野で待機する俺とドラマー亮一が合流。

連れて行きたかった立飲み屋は閉店してたけど居酒屋で昨日の出来事を話したり最近の状況を話したりもちろん明日のギグの話をしたりしているとエキサイトして心境というかそんな込み入った話をした。
いつもココ一番の話って亮一にするのはこのバンドを始める時に彼に電話した事でスタートしたからだ。

小雨の上野を2人で宿に戻る。

ついにギグ当日。
メンバー残る2人が別々の交通手段でやってきて高円寺で落ち合う。
これ初めてだ。
スタジオで最後の仕上げ。
直前で仕上がりの甘い曲が1曲あってそれをカットするあたり普段おおらかなメンバーも気合いが入ってる。

今夜のハコの高円寺HIGHに到着。
ジーンとくるかなと思ってたけどこんなイイとこでやれる事にメンバーがどんな顔するのか楽しみで・・・
中は天井が高くなんとも都会的なハコだった。
そりゃLRFのワンマンだもんな・・
自分自身のギグも楽しみだけどここでLRFが観れる、そんなギグ後の喜びもあるんだな今夜は。

普段よく行くライブハウスの埃っぽさも嫌いじゃないけどこんなとこでやれる、そんなとこまで特別なんだな・・

今回はアンプ持って来れなかったけどハコの音の良さも相まって気持ちよくリハも終えて後は本番待つだけ。

本番迎えるまでの慌しい時間を過ごしつつ集中してるあの時間が好きだ。
とりあえずもうここまできたから・・
いや、やっときたから・・
楽しむだけだろ、あとは・・

なんて考えてるとすぐに本番は来るしあの待ったなしの感覚が何とも言えない。
今夜は2バンドだから楽屋の荷物が少ないこと以外いつもと変わらない楽屋風景。
ステージ前に俺がありがとうとメンバーに言えば困った顔をするとこも。

シンガーマサミツはステージに上がる直前でスイッチが入るタイプ。
ベーシスト井上は冷静というか表情も変わらない。
ドラマー亮一はバランスよくリラックスしている。

俺がどんなにナーバスになろうが、これが合わさって俺らだから。

ステージ前に煽りMCがいるのも初めてで少し笑ったりめちゃアガッたりで。

いつものSEも俺らを応援してくれてる・・はず。

あとはヤるだけだ。

うし!いこ!

イントロでシンガーが出てきてメンバーが揃ったとき

「どうじゃ、コレぇ!」

この気分になるんよ、毎回。
こんな興奮ってこのバンドでしか俺の半生で経験したことない。

だからこんなステージになるのだ。

























撮影
Mr.IWAKAMI KOUICHI

Big Thanks!!!

次でラスト!

東京ギグを終えて①

2016-03-23 23:02:00 | ucchhy
夢の東京ギグが終わった。

長かった1日・・ではなくあっという間に過ぎた時間だった。

結論を先に言えば自分たちらしくプレイ出来たし何より初めて観る人の前でステージに立ち会いたかった人たちといっぱい会えた。

少し巻き戻して・・・

ギグの3日前から東京に入った。
所用を兼ねて。
こんな時でないと出来ない、見れないこといっぱいあるし。

今回の旅の拠点は上野にした。
ここに住みたいくらい憧れあったのは色々なジャンルな人がいて雑多でイイ感じの立飲み屋が並んでるとこ。

久しぶりの東京じゃ、行けれる限りは満喫しようと鰻専門店を修行中のツイッターを通して知り合ったcasualsの人のお店行って江戸前鰻ってこんなに美味しいのかと感動。
移動して下北沢に行くとYOUNG PARISIANのツネトウくんと会い行きたかったロックバーぷあかうへ。
聞いてみたかったことを遠慮なくきいてみてもニコニコと答えてくれる。
そこに2005年以来のTHE NOUのタクジくんと再会。
千鳥足でポップに話しながら帰りの駅に向かう。
東京いたらいつもこんな感じで楽しいんだろうな・・



翌日もひと仕事終えて下調べしておいた立飲み屋に入った。

俺の悪い癖が始まった。
1人でも美味しく飲めるけどたまに悪くオチる時がある。

んで、なぜか、オチた。
東京は上野で。

家のこと/
仕事のこと/
数日前に亡くなった叔父/
離れた友人のこと/
いつの間にかピュアを失った知り合い/
バンド辞めて普通に生活してる友人/
反対にバンドできなくて悔しがってる知り合い/
でもそれはかつての俺じゃ/
本調子じゃないマイギター/
それを選んだのは俺じゃろーが/
嘘に嘘を塗り重ねてる遠いあの人/
人との出会いってナンパじゃない限り誰かが絡んでるのにさ・・/
口を開けば他人の悪口ばかり/
俺がいちばん偽善者なんか/
そうじゃ嫌われ者でええんよ/
ギブアンドテイクとは思ってないけど不公平な世の中じゃの・・

他にもうんざりするほどのトラブルを思い出していると変な飲み方になった。
夢の東京の舞台はすぐそこなのに。

もしもギグがスベッたら俺はどうなるんじゃろ・・
メンバーにどんな顔して地元のツレには何て示しをつけたら・・
それをいつかええ思い出に無理やり変換して・・・

止めていた日本酒がすごく進んで激安立飲み屋なのにソコソコの支払いするほどフラフラで歩いてたらガード下の人たちと目が合った。
すごく楽しそうに飲んでる。
周りの人の目を気にせず段ボール引いて焼酎をあおってる。

近づくと「兄ちゃんも飲めよ!」とチャキチャキの東京の言葉で俺を誘ってくれた。
酔ってよろけてしまい毛布に転げてしまい彼らの寝床にダイブしてしまった。
笑いながら絶対心配してない口調で「大丈夫かよ、あんちゃん!?」
あの毛布はいま思い出しても俺の家の毛布より心地良かった。

乾杯を促されるままに飲んでたら話の流れで俺の話を聞いてくれたんよ。
そしたら自分でもビックリするほどベラベラと話し出してしまった、素性まで。

「俺の名前は・・・」
「42歳」
「広島のイーストエンド福山から来た」
「ふらいあーずんすにっふぁーず」
「土曜はギグなんよ」
「ギグって演奏会のこと」
「いろいろあってさ、いやだからその・・」

酔ってたんだろね、ひどく。
なんか他にもベラベラ喋ったもん。

横の先輩たちがドッと笑う。
向かいでは歌が始まった。

そしたら笑いながら人生の先輩は

「なんか知らねぇけどよぉ、おまえそれ好きなんだろ?誰からどういわれてもやるだろ?俺も若い時は○○で好きにやってたぜー。あ、オンナ泣かせんなよー。おまえダメだったらまたここに来いよ。おまえ俺らを笑わなかったから仲間だからよー。あ、焼酎買ってくれる?飲み足りねぇや」

こんなこと言ってくれた。
ウルッときてダッシュで焼酎パック買ってお礼を言った。
「また来いよー」
この声を背中に歩いてホテルに戻ってギター弾きたい気持ちになった。

明日はメンバー1人と合流だ。
早く来ないかのー。。。

東京の人は歩くスピードが早い。
俺はわざとマイペースで歩いて意味のない少しの反抗をしてやった。

どんどん俺を追い抜かしていく人々。
全然いいんだ、このスピードで歩いてやるわい。

ギグはもうすぐだ。




東京ギグに向けて。

2016-03-10 21:43:00 | ucchhy
ずっと告知していた東京ギグがカウントダウンとなった。

LRFアルバムリリース記念イベント。
こんなスペシャルステージを与えてくれたLRFシンガーH氏、そしてVILLAINY PRISON RECORDS、THE PRISONERシンガー潤一郎氏に最大限に感謝します。

東京ねぇ・・・
感慨深いんよね・・
中学生からロックだパンクだ好きになっていつか自分もバンドやりたいと思い出した時から音楽雑誌のあるとこも読むようにった。

読むというか注視するようになった。

それはライブ情報のコーナー。
宝島、バンドやろうぜ、DOLLとかそんなん。
みてみると全国のライブハウスのスケジュールが掲載されてて地元のライブハウスしか知らない俺からするとマジもんの宝の地図にみえたもん。

「有名なバンドは東京に多いな・・」
「いや俺と同じ田舎から引越したみたいじゃの」
「てゆーか地方のバンドは必ず東京でやるんか」
「いやアルバム発売したら行くんか!」
「んん・・東京はいっぱいライブハウスあるけど有名なバンドはあそこばっかでやってらぁ」
「なになに?高円寺は音楽の街・・?」

こんなこと勝手に想像していたのよ。

高校卒業して少しだけ東京にいた。
そりゃ遊びたおすわな。
新宿、高円寺のライブハウスにもレコード屋にも行った時、ワクワクが止まらんかった。

そんな自分が高円寺のライブハウスに立てる。

オープニングアクトったって俺には憧れで夢だった東京でしかもLRFの、だ。

浮かれた俺に

「なんでそんなに東京?」
「東京ったって別にライブ以外はそんなに・・」
「買い物?観光?別に?(笑)」
「なんか張りきってるねぇ?」
「フライアーズそんなにライブやってないじゃん」


全て皮肉、上からの目線での言いっぷり


どう言われても結構だけどそれは俺の10代からの夢を笑ったようなもんじゃんか。

忘れてないわ、上記の雑誌みながらいつか東京でギグがしたい、と思い続けたことを。

なかったのかよ?
ワナビーな気持ちでなりきりたかった事!
俺らをカッコいいて言わせてみたい。
ダメで元々、やるだけやってみたい、のスピリット。

こういう事いうからウザがられるんかもだけどいつも一石投じてやる!の気持ちでステージに向かってるよ。
バンド出来ること嬉しくて今もスタジオの日はメンバーと会うのワクワクするし。

東京でギグするって俺は特別だよ、やっぱり。
しかもメンバー全員フェイバリットLRFと。(デビューギグ以来!)
さらに音楽の街誉れ高い高円寺。(憧れの!)
トドメは夢を語り合ったoriginal john岡田くんニッコリしてくれてるだろう。

嬉しすぎるよ、ほんまに・・

でも・・・
もし、誰からも(近い間柄な人たち含む)期待されず振り向かれもせずネット、ツイッター、Facebookでも反応してもらえないバンドだったとしても・・

今回の俺は強い。
本当の友人、先輩がこの東京ギグが決まって連絡くれたり祝福してくれたり。
たとえ連絡ついででもみればわかる、心がこもってるって。
この場を借りていつもツイッター、Facebookに反応してくれる方々に感謝します。
俺ね、ちゃんとみてます、いつも心でありがとうと言ってます笑

そして東京でやる夢を揶揄され誰からなんと言われようと俺は笑って手をふってやろう。

これわかりますかね?
LRFの男らしいアティチュードのリリックから引用しましたけどもそういうこと。

我々も新曲もやる今回のギグ、相変わらず身の回りはバタバタだけど、いいじゃん、いいじゃん。
特別な東京ギグなんだから普通に出来ない、って思っておくのだ。

全開でブチかまします!


不肖FRIARS"N"SNIFFERS!

初の東京ギグまであと9日!

初めて会う人、いまだ見ぬ人、すごく楽しみにしてます。

高円寺HIGHで会いましょう!

2016年3月19日(土)

高円寺HIGH

(アクセス↓)
http://koenji-high.com/access/

出演
LRF

オープニングアクト
FRIARS"N"SNIFFERS 

-DJ-
OKADA(ORIGINAL JOHN)
鮫肌文殊 

-MC-
ノロイガルシア  

オープン19:00

スタート19:30

前売り2800円

当日3300円




NEW tee発売!

2016-03-08 23:14:00 | ucchhy
ツイッター、facebookで何度もお伝えしている東京ギグ。
しかもイベントはLRFワンマン公演!
アルバムリリースに伴うイベント。

そんなスペシャルな東京ギグであれば手ぶらで行かれないでしょう!
(とか言いながらいつも会場で物販席を大きく陣取ったりしてしまってスミマセン笑)

前回は80s casualsオマージュで現在もラグランタイプや色違い含め販売してるけど
このたびのNEW Teeシャツはズバリ名付けて・・・

拝啓エドワードボールからのスティーブジョーンズ(Professionals)

いや~コレ気に入ってるよ。
大好きなバンドのオマージュって誰もが憧れるじゃないですか!

製作は前回と同じCRIKEY CREWシンガー片山ヒロキ氏経営の太一工房。

http://www.taichikoubou.net/

(いつも良心的にやって頂いてデザイン、ボディに至るまでプロの現場目線のアドバイスをいつもくれるそんな工房です。感謝!)

ボディはプリントスターで昨今流行の少し伸縮性あるタイプ。

XS~Lまであります。

1枚2500円。

こういったバンドteeで4色使いってレアでしょう?
奮発しますよ、そりゃ!

今回は少量生産なのでまずはご予約お早めに!
通販可能です。

画像では右上に細字でバンド名入ってるけど現物には入りません。




いよいよ10日後!

2016年3月19日(土)
場所:高円寺HIGH

出演
LRF

オープニングアクト
FRIARS"N"SNIFFERS 

-DJ-
OKADA(ORIGINAL JOHN)
鮫肌文殊 

-MC-
ノロイガルシア  

オープン19:00

スタート19:30

前売り2800円

当日3300円