FRIARS'N'SNIFFERS

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VAいよいよ発売!

2014-04-15 22:56:00 | ucchhy
いよいよ発売寸前カウントダウン!

このVAの打診を受けた朝、寝不足だったけどバッチリ目が覚めてもうレコーディングのことばかり考えるようになった。
メンバーもだけど久しぶりのレコーディング。

予定した毎回ギグでやっているナンバー収録のつもりが転がって新曲のナイスナンバーを収録できた事は結果オーライであったのだ。
大正解。

こんな感じでレコーディングしたんよ!

まえも書いたけどこれリビングでRECしてるみたいね。


これはラフミックスをキッチンで確認。


全員で確認。俺の横にいるのがエンジニア西川氏。


こうやって振り返ってみると忙しかった日々や福岡まで隔週通った時の事が懐かしく思えてしまうんだ。

しかし豪華な面子で何とも欲張りなVAだ。
噂のバンドからベテランまで網羅して色んな角度から楽しめるであろう。
その中でウチらのサウンドはみんなの耳にどう届くんだろうか?
楽しみで仕方ないよ。

それにさジャケットよ、ジャケ。

わかるじゃろ?聴いてるなら好きよね、誰もが。ベストセラー。
1981年英国。


それの日本からの回答だ!といわんばかりのこれまた名盤。
1996年。


しかし!
進化してパワーアップしてMORE PUNKなこれもんでこのボリュームでこの価格!
どうだコレ!
じゃん!


THE SOLUTION、STRANGENESSなんて俺が普通に楽しみだもん。
あっ!THE ERECTiONSだ。ケンタローくん元気かなー?
同じスタジオでRECしたANTiFAD、V.S.HONOURはどんな音だろ?

そんな今回のVAに参加できた事を光栄に思う。

YUICHI社長、ありがとうです!

バンドサイドにも在庫あります、声掛けてくださいね。
よろしくデス!!

以下レーベルinfoより。

ブートストンプ・レコーズ10周年記念コンピレーション「ブーツ・フォー・ストンピン」!!レーベル所属バンドに加え全国から今を生きるOi!, SKINS, PUNKS, MODS, RUDIES 総勢30バンドがここに集結!!全バンド新曲/未発表曲ONLY!これが究極のSTREET REBEL MUSICだ!!

[BAND/“SONG”] (A to Z)
00 SQUAD/“Mad at you”
ANGER FLARES/“BOOTSTOMP NIGHT”
ANTiFAD/“RISING SUN〜それでも陽はまた昇る〜”
THE AUTOCRATICS/“(Don't Overlook) Historical Noted Scene”
BEYOND HATE/“俺はここにいる”
BOOTed COCKS/“dazzling new dawn”
BRASTERS/“REAL CONTROL”
THE BUBBLES/“BOUND FOR THE SLAUGHTER HOUSE”
BUILD/“STAND UP AGAIN”
THE DISASTER POINTS/“LEAVING BEHIND”
THE ERECTiONS/“Oi! Oi! music working class”
EXTINCT GOVERNMENT/“IMAGINARY WORLD”
FRIARS 'N' SNIFFERS/“Got My Own Thing”
HAT TRICKERS/“PUPPET MASTER”
波山/“光と影と”
THE JOiNTED/“脈略一貫”
凩 -kogarashi-/“ネバーギブアップ”
室伏/“Local Pub”
Oi!VALCANS/“ROAD OF KING”
THE PRISONER/“WANNA BE”
PROUD HAMMERS/“SKINHEAD GIRL”
RAISE A FLAG/“SURVIVE”
真摯/“我が人生のいざ舵を取れ”
SNATCHER/“LIVE FOR TODAY”
THE SOLUTION/“Always the Way”
STRANGENESS/“LIFT HIGHER”
THE TABLOiD PLAY/“FIRST STEP”
TOM & BOOT BOYS/“WHO WANTS PANTIES?”
V.S.HONOUR/“step by step”
YOUTH ANTHEM/“さらば愛しき人よ”


広島ギグを終えて。

2014-04-09 22:38:00 | ucchhy
夢のようだったギグから3日経とうとしている。

ブログを書いてしまえばあの日が終わる気がして書きたくない気すらする。
そんなギグだったのだ。

先日からのブログで言っている通りここ広島ボーダーでのモチベーションは何だか自分の仕切り直し、といった意味があったわけだけど。
でも当日になると不思議な事にそんなコトより今日のギグ、ばっちりキメてやりたいわ!
そんな気持ちが強くなって邪念がなくなったというかもうそんな過去はどうでもよくなっていた、この時は。

リハで少し苦戦しつつも俺のサウンドはあとはレスポールとメサブギに後は託して本番を待つ。

本番まえに広島の友人が来場してくれて「久しぶりなんじゃろ、来たよ」と。
最近仲良くなったバイカーも来てる。
10年ぶりに俺のギターを観る!という第一線でベースを弾く彼もきてくれたぞ。
サイコビリスト、スキンヘッドDJも会場に華を添えてくれている。
今度は地元福山、尾道、三原からの友人が来てくれたのを確認。
備後地区から広島市内ってなかなかの距離だ。
応援してくれていて共有してくれると燃える心強い友人たちだ。
友人だけどこの時はもはやサポーター。
それどころか岩国(大竹)から・・あれ!?
スキンヘッドの兄やんと凛々しいcasualsも!
今度は岡山から俺らをデビューさせてくれたDJ teenage kicksも!

いつも思うけど自分達の、俺の為に時間を割いてギグを楽しみにして来てくれた人、
ギグをする理由なんてこれだけでも十分すぎる理由だ。
もちろん見知らぬ人たちにもすっごく観てもらいたい。

正統派パンクのROZWELLSを楽屋で観てると急に過去を思い出した。
2007年2月25日。
あの日で止まった時間をもっかい動かしてやる!という気持ちがでてきた。
恥ずかしい話だけどセッティングの最中ギターがうまく弾けなかったのは少し手が震えてたんじゃないか?
昨年のギグでうまくいかなかったあの怖さが襲ってきたんよ。
でもさ、負ける怖さを知ってるやつの方が強いはずだ、きっと。
傷つく事、痛み、それを知ったその後は少しの反省とあとは取り戻す、ファイトバック、それだけ。
このメンバーなら出来る!

ギグスタート!
ちょっとしたミスなんて関係なかった。
この日、ステージから客席にいるみんなの目をできるだけ合わせようとしたんだ。
独りよがりはやめて共有したかったから。
新曲が良かった!って終ったあと言われて嬉しかったしわざわざテレキャスター持ち換えて弾いて正解だったかな。

やりきったよ、俺。
本当に気持ちのいいギグでした。
みんなのおかげで俺の、個人的で、ややこしい、でも大事なあの、最後のギグ、になって俺がオチて、悩んで、自暴自棄になった、あれらはこれでどうでもよくなりました。

記そうか迷ったけどもう仕切り直しだ、書こう!
このギグにOUT ATTACKのシンガーを友人の計らいで来てくれる事になったのを伝えきいて燃えていた。彼とは4~5年会ってない。
ステージで彼を確認して終ったら会おうと思ってたんだけどメシ食べてボーダーに帰ってたら同じくボーダーへ向かって道に迷ってる彼とバッタリ、いやあっさり会ってしまった。
ドラマチックな再会なんて程遠い感じで。

周りにいたメンバーとかは気付かなかったと思うけど2人ともテレてしまって
会話がひどくてぎこちないのがいま笑えるよ。
だって「その服カッコいいな」とか「どこで通販してる?」とかあげくに「晩飯食べた?」とかだもんな。

いつもこうやって間が抜けたバンドだったね。
写真とれば高確率でどちらか目をつぶるし。

とても意識してギター弾いたよ、俺。
変わらない俺だったろ?
良かったですよ!の声がほんと嬉しかった。
サポーターだ、強制的に。
なってくれるよな?
つーか、なれ。

というわけで無事広島でのギグ、来てくださった方々、主催早朝ピストンズ、ボーダースタッフありがとうございました!

さて次は5月6日、山口・宇部でのギグ!










広島ギグ③

2014-04-02 21:12:00 | ucchhy
長くなったけど回想録はこれで終わりね。

バンドってマイペースであっても続けていかねば答えはみつからない、結果はでないと先輩から教えられた俺にするとここで辞めるなんてホントは考えてなかった。
しかし軽々しくグループを抜ける、やっぱやりたいを繰り返すメンバーに喝を、と思い終わって話そうと伝えた中でイベント当日。

嬉しい事にかなり友人が集まってくれ、この日のギグを見届けてくれた。
事情を知った人からも激励のメールがきたりして。

「俺をみろ!!」
このフィーリングでステージに立ったのをすごく覚えてる。

ギタリストとしてギグが盛り上がったならばやってみたい事があった。
サビんとこでマイクスタンドごと客に投げて歌わせるってやつ。

例のVA収録のナンバーのサビは覚えやすいだろうからとこの少し無茶なアクションをやってみたかった。
バンドを続ける意思のある俺、デカいことをMCで言ってラストナンバーのソレを全力でプレイした。
実際その時のメンバーでのあのプレイはOUT ATTACKでのベストだったと思う。

そしてサビでやったんだ。
あれをやったんだ。
マイクスタンド倒してマイクをパス。
一緒に歌った。
乱暴に倒したマイクスタンド、それを受け取ったHard Menが…

そう、いまのメンバーなのだ!
もちろんその後に一緒にバンドやるなんて思ってもなかったよ、この時は。

俺はこのギグから数年間バンドがやりたくても出来ない悩みにどっぷり浸かることになった。

終わってから継続するかの話し合い、やはり難しかったから。

でも俺は感謝している、あの当時のメンバーに。
共にスタジオで笑ったり怒ったりギグで一喜一憂したり。
サプライズで誕生日会が開かれたりカッコいいCD買えば興奮して連絡とりあったり。
遅れた青春を取り戻してバンドに立ち向かえたから。


彼らが元気に生活してる事を願うよ。
だからみんなも応援してくれていて欲しいね。

悩んだ分だけドラマティックな事が俺に待ってた…
という事にしとくよ。
俺はあのギグでのラストナンバーでマイクスタンドを受け取った彼らといまバンドがやれているから。

長くなったけど俺の個人的な広島ボーダーでギグをするモチベーションってこんな事もあるんだよ。

なにイチイチ感傷的になってんの?
と笑いたきゃ笑ってええよ。

あの時、2007年2月25日から今も俺は変わってない。