FRIARS'N'SNIFFERS

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姫路ギグに向けて。

2014-11-17 23:13:00 | live info
年内ラスト2本、その姫路ギグが近づいてるけど今日はその事について。

姫路といえば80年代から続く姫路city hardcoreだったりビジュアルミュージックの聖地だったりとなんせ音楽と深い地方都市だったりするイメージ。

それは間違ってないだろうけど…
でも俺にとって姫路といえばNATURAL BORN MASTERSシンガーのkawano氏なのだ。

あえてここはkawano氏、と。
もちろんN/Bも好きなのだけど。

N/Bはoi!/skinheadを根に持ち、ルーツとしてカバーはCOCK SPPARERの「sunday stripper」4 skins「chaos」といったものも引き出しにあるがNYスタイルなルックスでドライブ感あるキャッチーなナンバーを叩きつけるという言葉が似合うステージを展開する俺自身フェイバリットなのだ。



俺が彼を知ったのは90年後半だったか?
岡山ペパーランドでCRIKEY CREWのライブに来ており雑誌BURSTのbronzefist rec高崎社長によるskinhead特集の時に大きく写真が掲載された事で彼を関西圏内の人と認識していた。





少し時期が過ぎて急激に仲良くなり2~3歳下と思えない人柄で俺はいつからか悩みも相談も打ち明けるようになった。

彼の前なんかじゃ全く歳上ぶれない冷静な判断力が彼にあったからだ。
また彼も割と俺には何でも言える関係を作れていたように思う。
フランクに軽口を言い合う仲になっていた。

後に記すけどまさかこの友情ゆえにお互いを少し苦しめたりするなんて…

いつもバンドの話ばかりしていた、お互い。
どうやったらバンドはうまく転がり意識高くステージを展開できるか。

キミからみて今の俺のバンド、音はどうなんだい?
俺は今のキミのバンド、ああみえるよ、こうみえるよ。

ざっくり言えばそんな話題をぶつけあっていた。
俺が神経質にバンドをやっている事を否定せず、それでいてやんわりとアドバイスしつつ俺を応援していてくれた。
「仕事マジメに出来ない奴はバンドも真面目にできない。その逆も然り。」
彼の格言だ、ほんとその通り。

ユーモアもありよくバカな話を長電話していた。

そんな折にショックな事を知る。
以前からなんとなく感じていたけど…
まさかそんな事になっていたなんて…という秘密を彼の口から打ち明けられる。
一部の人間しか言ってない、と聞いて何も出来ない自分に無力を感じて…
みんなに告白すべきだ、と言いかけたが彼の強気な生き方を思えばそのとき何も言えなかった。
彼はバンドを止めずギグをこなしていたがついにバンドHP内で彼の口から発表される。



以下のURLを心して読んでほしい。

http://s.maho.jp/blog/ad1dd0i95a645ed4/7961943/



神か悪魔かいるのかわからないけど勝手に決めた、卑怯で不公平なこの事柄に俺は無力を感じた。
元来、俺も大きな病を20代に患っていてその際に服用した薬の副作用に今も苦しめられていて彼はずっとその俺の身体を気遣ってくれていたのに!

それなのに・・・
俺が前バンドがストップしてメンバーが見つからず腐っていた時、親身になって手を差し伸べてくれてた。
自身もバンドを上記の理由で休止しており精神的にも辛かったり、新たな仕事、資格取得に向けて多忙だっただろうに・・。

しかし。
さっき言ったお互い思った事を言える間柄だっただけにつまらない事に俺が過剰に反応してしまい彼の差し出してくれていた手を振り払う形をとってしまった。
(平たく言えばケンカってやつ)

お互いやるせない事情でバンドが出来ない葛藤があったからか?
先のみえない2人だから不安とイライラが爆発したのか?

いや気を許しあう間柄だったから俺が甘えてただけだろう。


なぁkawanoくん?
あれなんだったんだろうね?
俺らは音楽性だけで繋がった仲じゃないとわかっていたはずなのに。
なんか全くお互い引かなかったし話せば話すほど・・。
白状するけどあの時に負けたくなかったんだよね、キミに。
認めて欲しかったんだよな、俺を。

いやこれ絶対、甘えてるだけと今は思ってるよ。

この日から俺らにしては珍しく長い間、連絡を絶った。
そしてしばらくたち、あるイベントで彼のステージを見た。

出番前に顔をあわせた時に軽口を叩いていたけど俺にはわかる。
すごくテレていたことを。
MCで俺の名前をコールして歌い出したこのナンバー。




聴きながら思った。
俺のテーマは前も記したけど
「まだ間に合うのか?」
だったけど少し変えるのだ。
「俺たちはまだ間に合うのか?」に。
kawanoくんが思ってなくても俺が決めたわ。

ほつれた糸をなおせば元に戻るの早い。

「話があるから」と福山に来た時に誰にもまだ紹介していないという伴侶を連れてきた時にホッとするだけじゃなく焦ったね。
浮いた話を聞かなかったけどそれはメンバーに1番に報告しなよ!って。
彼にお似合いの素敵な奥方様だった。

病をハンデと思っても人には言わず黙々と勉強、実践修行の末に国家試験合格!
立派な治療院を開院。
屋号は「ひなた治療院」



どう?
こんなhard manならこのバンドを知らない人は興味もっただろ?
間違いないよ、ほんと。
オススメはbronzefist recから発売しているsplitアルバムwith NO ESCAPE


名物企画NO RETIRE。
オファーあった時から決めてるんよ、負けないって。
今回の出演バンドすごいよね。
姫路パンク親分PUBLIC TOYS、名実共に貫禄十分のMEANING OF LIFE、岐阜のmodern punk casualsの男前軍団THE SOLUTION、
そしてN/B…

燃えるよ。
俺がいま何を思うか。
もちろんイベントに参加できる事、感謝してます。
でも俺が
「ありがとー☆
楽しみます、よろしくお願いしまぁぁす」
じゃつまらんだろ?


俺ね、「獲り」に行くから。
奪う、というか。

ブチかましてやるのよ、ステージで。
俺らがあの時にギラギラしてたこと、全然ハズかしい事じゃないじゃんか。
なんかFacebookとかTwitterでこんな事を語ってるヤツが痛いヒト扱いされよんてさ。
夢も語れんやつがロックだパンクだと言ってるわ。
そんな話も電話でしてたもんね。

俺は良かったよ、こんな話を互いに言い合える関係の友人いてくれて。
だから感謝と気合いと色んな思いを込めてステージに向かうよ。

23日、姫路で会いましょう!

追伸
読んでくれた人たち、個人的な事をツラツラと並べてゴメンなさい!最後まで読んでくれてありがとうございます。
この場を借りて…
いつもTwitterでRTやFacebookでシェアしてくれたりする方達にほんとに感謝してます!
そんな反応を俺ほんとに光栄です!