FRIARS'N'SNIFFERS

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VA「bite and divide」発売!②

2016-06-14 22:55:00 | ucchhy
続き

そんな時に当時、俺が在籍してたOUT ATACCKのシンガーDがなんと買ったんだ、Stone Islandを。
昭和30年代にテレビが家にやってきたら町内の人が集まってみんなで鑑賞しだしたという笑い話あるけど俺もそんな感じでストーンアイランドを何度も着させてもらった。
(のちに初めて売ってもらったストーンアイランドがそれだけども)

でもDいわく

「すでに彼ら海外から取り寄せてるらしいっすよ、バーバリーを」
「ずいぶん前に○○買ったらしいっすよー」

どうやらその「彼ら」はOUT ATTCKシンガーより歳は下だけどそれでも背伸びしてcasuals?HOOLIGAN?よろしくやってるのか・・?
すごく興味がわいた。

実際その「彼ら」と会ったのは2005年?2006年?だったか。
でもその「彼ら」全くそれらのギアを見せびらかすわけでなく自然と着ていた。

そして映画「GREEN STREET」「FOOTBALL FACTRY」の劇中に感じた20代のヤングが背伸びして敢えてそれらアダルトブランドを着こなしている自然でイヤミのないギアを身に着けていた。

「彼ら」まだ20代前半、1人はまだ10代の顔してる・・・
いくら福岡に住んでるったってそんなギアまだ当時売ってなかったはず。
いやマジなとこ、服は金だしたら買えてもその情報、知識・・
会話の端々から感じるUK PUNKとりわけoi!/street punkの造詣の深さ。

しつこく言うけど情報なんてなかった。

ていうか・・どうなっとんじゃ、こいつら・・
1人はスキンヘッドだし・・
学生時代ほんとにサッカーやってた事もあってプレミアリーグ好きみたいで・・
兄弟1組含む「彼ら」がとても粋に見えたあれが俺をcasualsに走らせた瞬間でした。

いや実際に売ってもらったり買ったのはOUT ATTACKシンガーが最初だったけど近いとこで刺激あったのは「彼ら」だったな。

もっとも「彼ら」に今それを聞いても当時全くそんなの意識してなかったというだろうな。

そう、自然に、ほんと自然にUKカルチャーを取り込んでたんだ、「彼ら」は。

今回のVA「bite and divide」の主催者であるTTabオーナーでありThe Ladsbeatギタリストであるdead氏からオファー頂いたこと、前途したexDREX、現SUNSET BARIQUANDSのTAKUMIXがそれらを具現化してくれたこと、感謝しています。

舞台裏が大変だったからこそ発売の喜びが増している。

明日いよいよ正式に発売日。

早いとこで本日より発売しているのかな?

これを買ってくれたみんながcasualsが何かを知ったり、まして興味持つ人いれば嬉しいよ。

ていうか俺らのグッドパンクナンバー早く聴いてほしい。

俺は「彼ら」に追いついているかは未だわからんけど楽しいよ、casualライクなギア着てpunkやってたら。





VA「bite and divide」発売!①

2016-06-08 01:04:00 | ucchhy
いよいよ1週間後にバンドメンバー内にcasualsギアを常に身に着けているメンバーを要したバンドのみが集まった、世界初の試みのオムニバス「bite and divide」が発売されます

すごく楽しみにしていたのは浜松のmodernedge(モダンエッジ)record・・つまりexDREXリーダーTAKUMIX氏の発足レーベルからリリース出来ることだったんよ

少し繋がる話を・・
俺は2011年7月にDREX解散ライブで3曲ギターを弾いた。
その頃バンドやりたくてもやれない真っ只中。
久しぶりのステージは気持ちよくって。。
翌日、昨日の主役のタクミックスから

「ウッチーさん早くバンドやってよ!いつか音源だせたらいいよね!」
「でも誰もやる相手いなくて・・やりたいと思う相手いるけど、どういうかな・・?」
「言わなきゃダメですよ、期待してますよ!」

何度も言われて決心して浜松から帰ったその足ですぐドラマー亮一に電話をかけていまのFRIARS"N"SNIFFERSに至る。
タクミックスが俺にあの時しつこく背中を押してくれていなかったら電話をかける勇気もなかったはず。
そのタクミックスのモダンエッジレーベルから音源をだせる事すごく嬉しい。


完成版を一足先に聴いたけどジャンルが多彩なんでバラつきあるかと思ったけど1枚のコンピレーションとして飽きることなく聴き続けれると感じる。
曲順さることながら各バンドガチの1曲だからこそ・・と思う。

今回の俺らの音の事を先にバラさせてもらうと・・
前回のVAでのMOD PUNKサウンドでなくチープなパンクサウンドにしたかった。
VAの趣旨に沿ったUK感な哀愁あって大袈裟にならないシンプルなパンクを。

狙い通りの音になったと自負してるよ、マジで。

このナンバーをレコーディングした12月某日深夜・・・

3回目の本格的なRECで初めての録音方法にとまどい完成しないままタイムアウト。
年をまたいだ正月明けて早々にスタジオも変えて挑んで無事録音完了。
(あのレコーディングでミスにはまるのってみんなどうしてるん?笑)

そしてこれも楽しみにしていたTHE PRISONERギタリスト・オサム氏のstudio orangeにてミックスを依頼したけど大満足な仕上がり。
さすがの一言!
迅速・丁寧・親切というサービス&職人なエンジニアだった。
http://studioorange.xii.jp/
(現在はマスタリングのみ受付とのこと)

シンプルなパンクだけど難産であったのだ。

さて今回のVAのメインテーマcasualsって・・・ということはこちらで参照

http://brickwall.jp/products/TTabbiteanddivide.php

俺の観点、小さな美学では、まず自然であること・・サラリとそこは・・

イギリスでは当然のようにあるこのcasualファッション・・特にROCK界隈、中でもmods,
punkな人種がシブく着こなすアーティストも多数の中、「普通のカッコですね」的な目でみられる、それは時にオイシイ気分に・・・
時にはあまりの無知さ加減に呆れたり・・・

話がそれた。
「和」なモノじゃなさすぎて「英」であってそこをナチュラルに・・ハートは誰よりもパンクってなもんで。
(あ、ブランドは「仏」か)

俺が初めてcasualsの存在を知ったのは2002年日韓ワールドカップ前夜での雑誌「HOOLIGANS」発売の少し前。



邦題「フーリガン戦記」を読んだのもこの頃。


胸がときめくカルチャーをそっと俺以外のわかる人とだけ共有したかった。
少しだけでも大好きなCOCKNEY REJECTSを違う角度から見れた気がした。
でもどこにそんなアイテム売ってるかわからず(ネット普及もまだ先・・)あったとこでどうやって高価な服が買えましょーに。。
古着で出回るなんてまず皆無だった。

新しく知ったUKトライブは理解まで時間かかったけど勝手に頭の中でイメージするだけでも楽しかった。

でもまだギアを買う勇気まではなく、それどころかまだドンキージャケット&Drマーチンで通してやるっ!
と思ってたしね。
いま振り返るとあの時ぜったいドンキージャケットを着続けて脱ぐ日がくると思ってなかったな。

②に続きます