前回のブログでお詫びをして気を取りなおして当日の事を。
20年ぶりの福山でのギグ。
やっとここまで来た、きっと今日のギグが終われば何か自分の中で区切りがつくんだ、と思わずにいられなかった。
この日の対バンは90年代に前バンドscreaming fat ratで何度か福山に来ている福岡the practice。
福山に縁のあるバンド。
(先に言っておくと我々の後に出演したけどそれはもうSweetなバンド!)
そして山口代表パンクバンドROZWELLS。
俺以外のメンバーの地元、厚狭から近く彼らも前身バンドから認識していた、と。
なおさらこんなシチュエーションならば燃えに燃えてて。
リハも気持ち良くて、気分も上がって今日は全バンド観たいなぁと思ってよく知る友人のステージを見ると緊張が増してROZWELSはしっかり客をノせるのがうまくてこんなバンドが先にやられると次の出番の俺はこんな時いつもやりにくいなー!と思ってしまう。
…でもこの日は違った。
それは…
俺はいつも始まる直前の楽屋でメンバーに「ありがとう」と言っている。
それは俺が望んでたまらなかったバンド活動、これを再開することが出来たのは彼らがいるからこそだから。
スタジオ練習ひとつもあくせくしてしまう距離も覚悟で彼らは俺と向き合ってくれている、そんな彼らにこの地元福山のライブハウスで「ありがとう」を言えた。
いつもより真実味あるはずだ。
その彼らと共にステージに上がる、誰よりも幸せを感じてギグをする俺は例え誰が俺の前にプレイしてようと何がやりにくいってのよ?
前に出るだけだ、彼らと一緒に。
だって客席みてみ?
あんなに友人、知人が来場してくれている。
広島市内~岡山県北と場所は様々なところから。
俺はいつも1人トボトボと広島、岡山へライブへ向かってた。
でも今日は反対に多勢の友人が来てくれている。
ありがたいよ…
ステージに立って客席をみた時に真っ白になった頭の中でもハッキリ覚えてる。
俺が欲しくてたまらなかった瞬間ってこれだ、そこに俺のギターの音!
この日のギグ、いつもよりみんながどのバンドも真剣にみようとしているのがわかった。
反応もいい。
だったらいつもよりオーバーに。
コケるんなら思いっきり、の気持ちで。
それでも冷静さを忘れずに。
最高に気持ち良かった、これが金で買えないものなんだろう。
だけどわかってる。周りの友人の協力、応援あってこそ、あの時いつもあるって。
高校生の頃、ライブハウスとも言い難いけど「サウンドウェーブくり」というところでやっていた時に客が3人だった時がある。
確かギターがハウリングしまくってるという事でPAのオジさんから何故か怒られた、ライブ中。
失笑のなかアンプのボリュームさげたら全く聞こえず困った思い出が。
横柄な態度でガキだからキツく当たられても大人が俺のギターを聴いてくれたと思うと嬉しかった。人前でギター弾ける喜び、憧れだけがあった。
あの時も今も相変わらずギターは下手だけど情熱は変わらない。
それを思い出すとこんな歳の取り方も悪くない。
バンドが出来なかったのも福山に馴染めなかったのも俺の意固地からと思うと気は楽になる。
俺はまだ間に合うのか、これをテーマにしてたけどさ…
そもそも始まってもなかったと気付いた。
ズッコケるオチが俺に待ってた。
だって俺のギター…うまくはないけどガッツは感じてもらえたでしょ?
あ…わかんなかった?
バンドはなかなか直向きでしょ?
不器用だけどもスピリットあるバンドと思いません?
あ…これもわかりにくい?
じゃあ何回でも頑張るから、どうかまた観てもらえないすか?
このバンドを。
もし面白くない!と感じたらチケット代は返すから。
実はこれ、高校生の頃チケット持って福山駅で声かけまくってた時に言ってたセリフです、やっぱりあの時と同じ気持ちだ。
その気持ちを取り戻させてくれたあの日集まったお客さん、激励メール、電話をくれた友人知人、The lostnunbersありがとうございました!
福山でのギグはこんな形でした。
でもこれを打ってる最中もまだ主催バンドを思うと、来てくれたお客さんを思うと手放しで喜べない。
全ては俺の責任なのです。
幻としてしまった事をずっと背負っていこうと思います。
申し訳ありませんでした。
20年ぶりの福山でのギグ。
やっとここまで来た、きっと今日のギグが終われば何か自分の中で区切りがつくんだ、と思わずにいられなかった。
この日の対バンは90年代に前バンドscreaming fat ratで何度か福山に来ている福岡the practice。
福山に縁のあるバンド。
(先に言っておくと我々の後に出演したけどそれはもうSweetなバンド!)
そして山口代表パンクバンドROZWELLS。
俺以外のメンバーの地元、厚狭から近く彼らも前身バンドから認識していた、と。
なおさらこんなシチュエーションならば燃えに燃えてて。
リハも気持ち良くて、気分も上がって今日は全バンド観たいなぁと思ってよく知る友人のステージを見ると緊張が増してROZWELSはしっかり客をノせるのがうまくてこんなバンドが先にやられると次の出番の俺はこんな時いつもやりにくいなー!と思ってしまう。
…でもこの日は違った。
それは…
俺はいつも始まる直前の楽屋でメンバーに「ありがとう」と言っている。
それは俺が望んでたまらなかったバンド活動、これを再開することが出来たのは彼らがいるからこそだから。
スタジオ練習ひとつもあくせくしてしまう距離も覚悟で彼らは俺と向き合ってくれている、そんな彼らにこの地元福山のライブハウスで「ありがとう」を言えた。
いつもより真実味あるはずだ。
その彼らと共にステージに上がる、誰よりも幸せを感じてギグをする俺は例え誰が俺の前にプレイしてようと何がやりにくいってのよ?
前に出るだけだ、彼らと一緒に。
だって客席みてみ?
あんなに友人、知人が来場してくれている。
広島市内~岡山県北と場所は様々なところから。
俺はいつも1人トボトボと広島、岡山へライブへ向かってた。
でも今日は反対に多勢の友人が来てくれている。
ありがたいよ…
ステージに立って客席をみた時に真っ白になった頭の中でもハッキリ覚えてる。
俺が欲しくてたまらなかった瞬間ってこれだ、そこに俺のギターの音!
この日のギグ、いつもよりみんながどのバンドも真剣にみようとしているのがわかった。
反応もいい。
だったらいつもよりオーバーに。
コケるんなら思いっきり、の気持ちで。
それでも冷静さを忘れずに。
最高に気持ち良かった、これが金で買えないものなんだろう。
だけどわかってる。周りの友人の協力、応援あってこそ、あの時いつもあるって。
高校生の頃、ライブハウスとも言い難いけど「サウンドウェーブくり」というところでやっていた時に客が3人だった時がある。
確かギターがハウリングしまくってるという事でPAのオジさんから何故か怒られた、ライブ中。
失笑のなかアンプのボリュームさげたら全く聞こえず困った思い出が。
横柄な態度でガキだからキツく当たられても大人が俺のギターを聴いてくれたと思うと嬉しかった。人前でギター弾ける喜び、憧れだけがあった。
あの時も今も相変わらずギターは下手だけど情熱は変わらない。
それを思い出すとこんな歳の取り方も悪くない。
バンドが出来なかったのも福山に馴染めなかったのも俺の意固地からと思うと気は楽になる。
俺はまだ間に合うのか、これをテーマにしてたけどさ…
そもそも始まってもなかったと気付いた。
ズッコケるオチが俺に待ってた。
だって俺のギター…うまくはないけどガッツは感じてもらえたでしょ?
あ…わかんなかった?
バンドはなかなか直向きでしょ?
不器用だけどもスピリットあるバンドと思いません?
あ…これもわかりにくい?
じゃあ何回でも頑張るから、どうかまた観てもらえないすか?
このバンドを。
もし面白くない!と感じたらチケット代は返すから。
実はこれ、高校生の頃チケット持って福山駅で声かけまくってた時に言ってたセリフです、やっぱりあの時と同じ気持ちだ。
その気持ちを取り戻させてくれたあの日集まったお客さん、激励メール、電話をくれた友人知人、The lostnunbersありがとうございました!
福山でのギグはこんな形でした。
でもこれを打ってる最中もまだ主催バンドを思うと、来てくれたお客さんを思うと手放しで喜べない。
全ては俺の責任なのです。
幻としてしまった事をずっと背負っていこうと思います。
申し訳ありませんでした。