8月末に宇能鴻一郎さんまでがお亡くなりになっていました、享年90歳ということで、大往生なのですかね。
実は宇能鴻一郎さんは私の師匠なんです。
と言っても私が勝手に師匠認定してたんですが。
私って新婚ホヤホヤの若妻なんです。でも主人の仕事が忙しくなってきちゃって、私最近欲求不満なんです。
とか、
私って悪い女なんです。部長さんからまた夜誘われちゃったんです。
ほら、こんな感じで書くと、あなたも宇能鴻一郎さんになれますよ。
どこかで見掛けたことありませんか?
ここから先が大変なんですけど(笑)
小学生の時(すいません!!)、父が買ってきた週刊誌か月刊誌を読んでいたら、
宇能鴻一郎さんの作品を読んでしまい、引き込まれてしまった訳なのです。
もうね、あの時の衝撃と言いましたらね、凄いんですよ。
稲妻か、電撃か、痺れが背中を貫く、大人の世界が開いた。私をいざなったんです。
宇能先生ったら、悪い人なんです。
何も知らない、汚れを知らなかった、いたいけな子供たちを悪い大人の世界に連れ込む、まるでハーメルンの笛吹き男なんです。
……今いちですね、失礼。
宇能鴻一郎さん、文字通りお世話になりました。どうか心安らかに。
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興味のある方はどうぞ。