2023年11月17日山中鹿介のお墓にお参りしてきました。
こんなトコ。
1578年天正6年播磨の国上月城の戦いで織田方の援軍を得られなかった尼子残党は、とうとう毛利氏に降伏します。
毛利の総大将輝元が備中松山城まで進出しており、そこに連れて行かれるはずだった山中鹿介ですが、高梁の地で処刑されてしまいました。
山陰の麒麟児、尼子十勇士の山中鹿介幸盛さん。
お酒でもお供えすれば良かったですね。
さあ、岡山まで出て帰り方を検討しましょ。でわ。
2023年11月17日山中鹿介のお墓にお参りしてきました。
こんなトコ。
1578年天正6年播磨の国上月城の戦いで織田方の援軍を得られなかった尼子残党は、とうとう毛利氏に降伏します。
毛利の総大将輝元が備中松山城まで進出しており、そこに連れて行かれるはずだった山中鹿介ですが、高梁の地で処刑されてしまいました。
山陰の麒麟児、尼子十勇士の山中鹿介幸盛さん。
お酒でもお供えすれば良かったですね。
さあ、岡山まで出て帰り方を検討しましょ。でわ。
2023年11月17日備中松山城に登ってきました。
100名城68番目、10年振りの2回目で現存12天守です!
こんなトコ。
朝から強い雨が降る中、昼には備中松山城のある辺りは徐々に天気が良くなっていく、という予報を信じました。
で、7時半には姫路駅に到着、慌てて向かい側の7時31分発新見行きのJR山陽本線に乗込みます。
これが満員、通学の学生さんばかりでした。
英賀保、網干、竜野、相生、上郡、三石、瀬戸……気づいたら岡山県に突入です。岡山、倉敷、総社と各駅停車で進みます。
10時13分備中高梁駅に到着しました。2時間半も乗っていたことになります(笑)
たかなしではなくたかはし、なんですね。読み方難しいです。
いつの間にか晴れていますよ、狙い通りです( ̄ー ̄)ニヤリ
備中高梁駅です。バスターミナルは写真の左端にあります。
駅前には幕末の備中松山藩を支えた山田方谷さんの像があります。
最後の将軍徳川慶喜の時代、老中となった藩主板倉勝静が不在のため、方谷さんはいろいろ苦労なさったそうです。
ところで備中松山城への登城ですが、結構大変なんです。
詳しくは下記のサイトを見て下さい。
私は、JR備中高梁駅から路線バスの備北バス循環で10分弱運動公園バス停で下車、そこからシャトルバス乗り場に向かうことにしました。
ちょっと怖いトンネルです。ガクブル((((;゚Д゚))))
抜けて坂道を登ること10分、シャトルバス乗り場が見えてきました。
ふいご峠駐車場まではシャトルバスのお世話になります。往復500円。
適当にお客様の数を調整して出発です。細い細い道を進みます。途中にはお猿さんの親子もいましたよ!
数分でふいご峠駐車場に着きました。一般の車両はシャトルバス稼働時には入れないようです。
ふいご峠は鞴峠と書くのですね。
岩村城、高取城、備中松山城の日本3大山城の2週目制覇でございます。
さあ、お城を目指しましょう。
結構道は険しいのです。
あっ、石垣です。中太鼓櫓跡ですって。
上に登れちゃいました。眺めも良好なんです。
ここで半分なんだそうです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
それでも頑張って登っていくと何やら見えてきましたよ!
凄いです、凄いです!!大手門の跡です。
何て素敵なんでしょうか。
夢中になって間を潜り抜けていきます。
人も少なくて楽しめます。石垣の勾配も良い感じ。
幾重にも重なって重厚感があるのです。白い壁も良いアクセント。
良い登り道です。
石畳を登りましょ。
ここを登ると天守閣なんです。ふいご峠から20分でした。
お城の説明書きです。
紅葉に包まれる天守とその入口。
近づいてもう一枚。
11時半です、この辺りで天守を見ながら食事をしました。
ん、何か穴があります。地下倉庫でしょうか?
向うに回ると、
せ、雪隠!!雪隠越しの天守(笑)
更に何かいますよ!?
猫城主のさんじゅーろーさんですが、こちらは石造り。本物には逢えるでしょうか?
食事を終えてお城に近づきます。右横の紅葉が美しいです。
石階段を登って入場券、御城印、お城カードを入手。ミッションは半ばコンプリートです。
と、城主さんのさんじゅーろーさんがいましたよ。
チケット販売の事務所内の寝床でぬくぬくしています。今日は寒くて、お城の見回りはしないんですって。
撫でさせてもらいました、可愛い🐾
ちなみに、さんじゅーろーさんの語源は、備中松山藩出身の新選組七番隊隊長の谷三十郎から取っているそうですよ。
城主様とはこれだけです。
いざ、城内へ。
こう見ると意外に天守は小さいですね。
丸亀城よりは大きそう。
左脇から突入~
こりゃまた狭い入口です。外国人とか無理な人いるんじゃないでしょうか?
外からも紅葉が見えました。
更に上へ。
最上階です。
反対側からもう一枚。籠城時に殿様が座ってそうな感じですね。
「降伏じゃ」
「打ってでるべし」
「籠城じゃ」
てな感じで小田原評定ならぬ松山評定したりして。
天守の周りを巡れそうです。
進んでみます。
二重櫓です。
外に出て二十櫓の裏に行きます。
右に行くと搦手門。
青空に映える二十櫓。
十の平櫓跡……指示板に何か書いています。
指示板には大松山城跡まで580メートルと記されています。
1240年(呼応2年)、鎌倉時代に秋庭某が築城したと言われています。寄って行きましょう。
土橋を降りていきます。
後360メートル。
天神社という神社の跡です。
うーん、何もありません。
石の上にある白いものは猫の置物でした。
戻って進むとこんな光景が。
石垣の修復作業ですね。今日はお休みみたいですが、頭が下がりますね。
後80メートルですよ、もうすぐです。
着きました、大松山城です。
水の干上がった井戸です。
大松山城本丸です、推測ですが。
見上げると紅葉が見えました。
そろそろ戻りましょうか。
30分掛けて登った大松山城から15分くらいで戻ってきました。
ふいご峠に戻ると、発進直前のシャトルバスが私を乗せてくれました。
帰りのお客さんで満員ですよ、助手席に乗せていただきました。
御城印をパシャリ。
お城カードはこんな感じ。
次は循環バスですが1時間も待たなくてはなりません。下りですので、仕方なく2.4キロを駅まで歩くことにしました。
30分足らずで降りてこれましたよ。武家屋敷街に入ってきました。
石火矢町ですって。穏やかな名前ではありませんね。
あっ、マンホール!!備中松山城と猫城主のさんじゅーろーです。
ちなみにこの一か所でしか見つけられませんでした。
備中高梁駅です。自動販売機もお城と城主なんです。
後は帰るだけなのですが、もう一か所寄りたいので観光案内所でレンタサイクルをお借りしました。
そちらは次のエントリーで、でわ。
YOUTUBEをいろいろ巡っていたら、凄いものを見てしまいした。
ブラジルのWIND PRINCESS。風の谷のナウシカ。
これがファンアートとはとても思えません、情熱に頭が下がる思いなのです。
是非完成させて欲しいです。
フィリピンのVOLTES V LEGACY。超電磁マシーンボルテスV。
30分の全90話らしいです、凄すぎ。
尚、歌は日本語であちらの方が歌っていますよ。堀江さんはフィリピンで国賓扱いを受けたそうです。
あれ、エンディングは故水木一郎の兄貴かしら?
格闘シーン、天空剣Vの字切りには感動しました。さあ、あなたもレッツボルトイン!!
日本語吹替えで見たいけど90話は長いなあ(笑)
ブラジルもフィリピンも素晴らしいですね。中東ではグレンダイザーの実写化もあるそうなので、楽しみです。
でわ。
伸びやかな声が素敵でしたね、ああ、哀しいことばかり。
名曲中の名曲、ご存じシルエットロマンス。私は来生たかおさんヴァージョンも好き。
♫無意識にイヤリング 気づいていたらはずしてた♩ ← ここ最高ですね。
♪あなたに恋心ぬすまれて♫
たそがれマイラブ。
声と歌詞がマッチしています。
♬さだめという いたずらに 引き裂かれそうな この愛♪
もんたさんとデュエット歌っていましたね、もんたさんも逝ってしまいました。
夏女ソニア、圧倒的なヴォーカルとしか言いようがありません。
この辺りの曲、知らない方は是非聞いてみて下さいね。
知っている方は懐かしんでみて下さい。
2023年11月4日、妙見の森に行ってきました。
妙見の森はこんなところです。
残念なことに、今年の2023年12月3日でケーブルカー、リフト、バーベキューテラスがすべての営業が終了するということですので、行って参りました。
こんな便利なチケットがありました。
阪急、能勢電、妙見山ケーブルカーとリフトに乗り放題なんですよ、1,600円です。
梅田駅から宝塚行きの急行に乗って、川西能勢口で能勢電鉄妙見線に乗換えます。妙見口で下車すれば後はケーブルカー乗り場まで歩きなんですよ。
秘境駅感すらある妙見口駅。
ありがとうのヘッドマークが寂しい妙見口線です。
サンバイザーも里山感満載。
さよならのヘッドマークが悲しいですね。
妙見口駅。ここから黒川というケーブルカー駅まで1.2キロを歩きます。約20分。
ハイキングコースの地図です。猪が出ることもあるそうなので要注意。
ちなみに人出もかなり多いんです。
道は登り坂、花折街道なんて洒落た名前です。
大阪府から兵庫県に突入です。
まもなくケーブル駅ですが……
黒川駅ですが、長蛇の列、自動車もいっぱいなんです。
1時間半待ちとの係の方のお言葉でしたが、45分で何とか乗れることになりました。
中腹で上りと下りのケーブルカーがすれ違います。
入線してきたケーブルカー、約50人乗りです。
あらま乗れませんでした、先に出発していきます。
私の乗ったケーブルカー、5分くらいで山頂へ行きます。
山頂駅。標高460メートルですって。竹田城よりも白旗城よりも高いんです。
山上駅。足湯もあるらしいです。
山上駅からは急峻な登り道でした。途中にほんのり色づく紅葉が見えます。
5分も歩けばリフト乗り場です。こちらは比較的空いていますので、先に乗ってしまいましょう。
謎の人形。夜は動き回るかもしれません(なんちて)
独り乗りのケーブルカーは12分で妙見山口に到着してくれます。
更に7分ほど登りますよ。能勢妙見山本殿が見えてきました。
山上にはお寺の駐車場がありました。
お参りしちゃいます。
妙見山は北極星を神格化し、祀っているのです。
鳥居の前でまた大阪府と兵庫県の境目が。
妙見菩薩の鳥居がありました。
妙見山中興の祖、能勢頼次さん。
源満仲(多田の満仲、武士の始め)の孫の源頼国が能勢に移住して、能勢氏を称したらしいんですよ。
能勢氏は妙見菩薩を信仰したのですが、能勢頼次の代になって明智光秀の部下となります。
そのまま羽柴秀吉に攻められ、逃亡、しかし後に徳川家康に近づき、幕府の旗本となって復活したんですって。
その後、日蓮宗に帰依、自ら妙見山の寺院を切り開き、スポンサーとなったのです。
神馬と不思議な紋章。
1998年完成の信徒会館の星嶺という建物。紋章の桐竹矢筈十字を象っています。
来ましたよ~中に入りましょう。
屋根にも桐竹矢筈十字、何だか十字架を感じさせませんか?
お手水。
北辰閣という建物、こちらのお隣で御朱印をいただくことができます。
本殿でお参りをしました。
御朱印。桐竹矢筈十字は右上に。
額が飾ってありました。
謎の隠れキリシタンによる秘密結社の北辰結社、なんちゃって。
あちらこちらの紋章は、マルタ十字とも違います。
マルタ十字はこちら。
一説には能勢氏の領地は高山右近の支配する北摂地域とも近く、隠れキリシタンが多かったのではなかったのではないかとか言われております。
結局、徳川家康もキリスト教を禁止したため、能勢頼次自身も日蓮宗に宗旨替えをしたのではないか!?
信じるか信じないかは、あなたと私次第ってことで。
途中の茶店でおこわ弁当とよもぎ餅を買い、休憩所でいただきました。
さて三角点があるようなので行ってみました。660メートル、高尾山より高いんですね。
三角点近くには紅葉が見えました。
リフトを降りてふれあいの広場を散策します。
昔トロッコ列車とレールがあったそうです。
小高い山を登ります。ここが最終目的地。
次の列車はいつ来るかわからないのです。
誰もいない北極星入口駅。
レールの先は、
その先には、
何もないのです。ただ北極星を向いているらしいのです。
ケーブルカーを目指して下山します、妙見の森もこれで終わりかと思うと少し悲しいです。
でわ、帰ります。