墓参り。いかにも旅の風情じゃないか。
by |2007-08-15 21:41:11|
本日、墓参りに行ってきました。
僕はいつもより少しだけ早く目覚める。大阪北部から高速道路を使い、盲滅法に南下していく。
父方の墓も母方の墓も、和歌山県は和歌山市にあるのです。
陽射しは痛いほどに膚を刺し、空の青も木々の緑も、すべてが際立って金切り声の夏を叫ぶ。
夏のBGMと言えば、ビーチボーイズ。思い切り車の窓を開けて、カリフォルニアの風を堪能する。
お墓参りって言うとどこか堅苦しいイメージを抱いてしまいがちですが、僕にとっては休日の朗らかなドライブです。
いざお墓の前に立てば柄にもなく厳粛な気持ちになりますが、それまでの過程なんてものは、ただのドライブです。じいちゃん、ばあちゃん、待ってろよ、てなもんだ。
ただまあ、お墓の前で目を閉じて手を合わせると、不思議と気持ちが落ち着くんですね。
こればかりは言葉では伝えられない。騙されたと思って、一度試してみてください。
今日もまた色んなことを、思い出したな。うんうん。
去り際は常に、後ろ髪引かれます。またしばらく会えないと思うと、何かね。かと言って別にこれと言って話すこともないわけですが。
・・・・・ありがとう。
以上。