たのしく歳をとる。
by |2010-12-16 23:58:39|
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唐突ですが、ジョギングの話です。
キャンドル・ナイト@川西の前にジムで走り込んだのを最後に運動らしい運動から遠ざかっていましたが、パツンパツンだったズボンがパッツンパッツンになってきたため、今週に入ってようやくジョギングをはじめました。
近所の公園を走っているのですが、とにかくまあ体力減退の著しいことと言ったらありません。
スタミナの問題というより、筋力の問題ですね。20分ほど走っただけで、脚が動かなくなる。
それでも、いつもと違うことにトライしてみるというのは良いものです。
僕の家から徒歩圏内にある服部緑地ですが、この時期は夜になるとクリスマス向けにライトアップしている場所もあるんです。
ジョギングをしていなかったらまず気づかなかったことでしょう。
気づいたからどうってこともまあないんですが、小さな発見の中に大きな驚きを見出すことは、人生をハッピーに生きるうえで不可欠なことです。
そう、歳を取ることに対しては、昔から割と肯定派でした。
死とか老化とかってどうしてもネガティブに捉えられがちですが、誰にとっても決して避けられない現実ですよね。
嘆いてばかりいるのはあまりにもったいないと思うんです。
若いことだけが正義であるかのような文化は浅薄の極みです。
踊らされてはいけません。
若いことは美しいこと、それは疑いようのない事実です。
でも、歳を取ることでしか体得できない美しさというのもあります。
若さというのはただ呼吸しているだけで美しい、熟れた果実のようなものです。
欧米のビーチとかに行くと、お年寄りの方でも堂々とビキニの水着で日光浴をしています。
それが良いか悪いかは分かりませんが、彼らは皆すごく楽しそうなんですよね。
人生の後半を貪欲に生きている感じ。
この国ではそれこそ子供や孫のお荷物みたいに自分を卑下しているお年寄りがすごく多いような気がしますが、もっと胸を張ってください。
あなたたちがいなければ、僕たちは存在していなかった。
あなたたちが僕たちを育ててくれた。
親が子に恩返ししてもらうことに対して後ろめたさが伴うっていうのは、僕らの世代にとって恥ずべきことだなあって思います。
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