他人にやさしく。

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昨日までの寒さが少し和らぎ、今朝は車のフロントガラスに張った氷をお湯で溶かす作業をせずに出勤することが出来ました。

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さて、今日はインドのお話です。
ご想像の通り、インドに行くと色々と驚かされることがたくさんあります。

例えばバスターミナルでバスを待っていると、知らないおじさんに「水くれよ」と言われ、持っていたペットボトルを差し出すと当たり前のようにがぶ飲みされたり（飲み口から口を離して器用に飲んでいました）、電車に乗ると知らない人同士が当たり前のようにお菓子を分け合っていたりなどということは、インドでは日常茶飯事です。
それらの「当たり前」感が余りに当たり前で、何ら違和感を感じさせないあたりにインドの懐の深さを感じます。




これを「厚かましい」のひと言で片づけるのは余りに容易く、何故私がこんな話を持ち出したかというと、とあるまとめサイトでこんな記述を目にしたからなんです。

日本では親が子に「他人に迷惑を掛けないようにしなさい」と教えますが、インドでは「お前も他人に迷惑を掛けながら生きているのだから、他人に対しても寛容でありなさい」と教えます。

素敵な教えだと思いませんか？
確かにインド人ってそうそう怒らないんですよね。

日本では「子に迷惑を掛けたくない」などという話をしばしば耳にしますが、子は親に迷惑を掛けて育ってきたのだから、最後くらい親が子に迷惑を掛けても良いのではと思います。
いずれ親になったら今度は自分が子に迷惑を掛けられるのですから。



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