大阪ガスとヤンマーのプレスリリース。両社は25kWクラスで初めてコジェネ機からの排熱の冷房用途を実現した。
コジェネは電気と熱の両方を供給するものだが、大型(2,000kW以上)中型(300kW以上)小型(100kW以上)とマイクロ(100kW未満)に規模で分類される。また、マイクロガスタービンといえば一般に30kW以下というわけ方もある。
熱は通常、給湯や暖房用に利用されているが、冬場で暖房需要のないときや事務所などの給湯需要ですら少ない需要先では、コジェネの導入が必ずしも進んでいない。そこで、夏場等にあまる排熱を冷房用に利用できれば、コジェネの導入が進む。
冷房には排熱投入型ガス吸収冷温水器(商品名ジェネリンク)を利用する。熱(熱いお湯)を使って冷房(冷気を作る)ができるのが、吸収式冷凍機の利点である。
吸収液ラインの吸収器と再生器の間に排熱回収熱交換器を設置し、そこにガスコジェネ機からの排熱回収温水を投入する。ジェネリンク定格運転時でガス消費量が20%削減できる。ということは80%の都市ガスは使用されるということ。
大ガスとヤンマーは平成10年からガスコジェネ機を販売しており、累積で2,700台が福祉施設、病院、飲食店、湯浴施設(いわゆるスーパー銭湯など)、店舗、工場、ホテルなどに導入している。
これまでのコジェネ機では排熱回収温水の温度が65℃-75℃であり、用途は給湯・暖房に限られていた。この温水温度を83℃までアップすることで、冷房用途に利用できるようになった。
今回開発した25kW機は発電効率33.5%、熱回収効率51.0%と高く、定価は798万円となっている。最大で8台まで増設が可能で、総計200kWの発電能力となる。
省エネの切り札としてコジェネ機の導入が進んでいるが、冷房用に利用できることでさらに導入先が広がるものと期待できる。
コジェネは電気と熱の両方を供給するものだが、大型(2,000kW以上)中型(300kW以上)小型(100kW以上)とマイクロ(100kW未満)に規模で分類される。また、マイクロガスタービンといえば一般に30kW以下というわけ方もある。
熱は通常、給湯や暖房用に利用されているが、冬場で暖房需要のないときや事務所などの給湯需要ですら少ない需要先では、コジェネの導入が必ずしも進んでいない。そこで、夏場等にあまる排熱を冷房用に利用できれば、コジェネの導入が進む。
冷房には排熱投入型ガス吸収冷温水器(商品名ジェネリンク)を利用する。熱(熱いお湯)を使って冷房(冷気を作る)ができるのが、吸収式冷凍機の利点である。
吸収液ラインの吸収器と再生器の間に排熱回収熱交換器を設置し、そこにガスコジェネ機からの排熱回収温水を投入する。ジェネリンク定格運転時でガス消費量が20%削減できる。ということは80%の都市ガスは使用されるということ。
大ガスとヤンマーは平成10年からガスコジェネ機を販売しており、累積で2,700台が福祉施設、病院、飲食店、湯浴施設(いわゆるスーパー銭湯など)、店舗、工場、ホテルなどに導入している。
これまでのコジェネ機では排熱回収温水の温度が65℃-75℃であり、用途は給湯・暖房に限られていた。この温水温度を83℃までアップすることで、冷房用途に利用できるようになった。
今回開発した25kW機は発電効率33.5%、熱回収効率51.0%と高く、定価は798万円となっている。最大で8台まで増設が可能で、総計200kWの発電能力となる。
省エネの切り札としてコジェネ機の導入が進んでいるが、冷房用に利用できることでさらに導入先が広がるものと期待できる。