1月23日は、全国に先駆けまして、徳島県自転車軽自動車商組合の主催に
よる、自転車安全運転指導員検定のセミナーがアスティ徳島にて行われました。
県下から、自転車を取り扱いしている自転車組立技士の在籍している販売店
が、100件ほど集まりまして、指導員に必要な講義を聞いて、県警が検定を
する自転車安全運転指導員の試験を受けて、これから販売・修理をして、自転車
の安全に乗っていただくための確かな模範と指導が出来るようになってもらうのが
狙いです。
まずは、検定に先駆けまして、問題の要綱、注意点を
理事長である、私の親父が説明をしました。
自動車の年間出荷台数は450万台に対し、自転車の年間出荷
台数は、年間1100万台である。これだけの台数が世の中に
出て行っているのに、法の整備がなされていないという現状を
詳しく、組合員に説明を行いました。
講習の開始です。まずは、徳島県警交通課澤口参事官からの
開会のあいさつです。
JRT四国放送ラジオで、「交通戦争、あなたの場合」という番組で
コメンテーターとして、知られている松島交通課指導官の
道路交通法の自転車の置かれている現状を、詳しく説明を
受けました。
85年前は、全国に自動車と呼ばれる車両が38000台で、徳島県に200台
の車両があり、交通法規も道路交通法も皆無に等しい状態だったので、
20台に一台という高い確率で、必ず事故をしていたという話が、印象に残りました。
講習が終わり、西村県警交通本部長から、土橋副理事長に
自転車安全運転指導員の委嘱状が贈られました。
自動車に乗っている方が減って、交通事故が減ってきている中、
自転車に乗っている人が、少しずつ増えている関係で、自転車事故
が自動車のように減っていない現実を、改善するために、業界から
末端のユーザーまで、啓蒙していく必要があります。
これから、組合員の一人として、貢献できたらと思います。