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昨日は、私が在籍させていただいている鳴門ロータリークラブの次期会長さんと次期幹事さんが、訪問をしていただきました。
内田次期会長と丸宮次期幹事さんです。このような先輩方が私に何の用かと思いました。
在籍している人で、会長と幹事を経験している人を廻って、教えを請いに回っているそうです。聞いて、驚きました。
私は、7年ほど前に、幹事をさせていただいた経験はありますが、そのような事は、恥ずかしい話ですが、思いもしませんでした。
この、お二人は会社経営もしっかりされているし、当然、ロータリーの根幹である職業奉仕をする精神も素晴らしいものがあり、当然、大変尊敬をしている先輩なのですが、今年の7月から会長・幹事を担当するにあたり、経験をされている人たちに、問題点や方針を訪ねて、教えを請いに回っているという、謙虚な姿勢に、学びを得ました。
私のような年が離れた後輩のところにまで、訪問に回るというくらいですから、本当に隈なく、会員のところを廻っているのが良くわかります。
先輩が、後輩に教えてあげるとか、表現が悪いのですが、先輩風を吹かせて、命令するというのは凡人である私のようなものには良くある話ですが、実績も経験もある先輩が、二人で謙虚に訪問をして、教えを請うというのは、なかなか出来るものではありません。
日本で、活動するにあたり、謙虚さと言うのは、才能でないだろうかと思いました。経営者、特に中小企業の経営者と言うのは景況に波がある場合が多くて、景況が良い場合は、経営者は天狗になる普通に考えられるのですが、このお二人には、それがまったく感じられないが恐ろしかったです。
この謙虚さというのは、自分を守る砦にもなると思いますが、それを見た愚かな私にまで、影響を与える事が出来るということなんです。
おそらく、ロータリークラブと言うところは、名前の通り、「一年を、それぞれの担当のメンバーが隈なく担う。」と言うのが、暗黙のルールとしてあるので、私も、在籍している以上は、会長をする機会が出てくると思いますが、その時に、この人たちみたいな姿勢で、担うことが出来るのか?
しかも、年の離れたメンバーのところに、1軒・1軒訪問して、謙虚に教えを請うという作業が出来るか?
一時間ほどの話でしたが、本当にあまり無い体験でしたので、これからの人生に活かしたいと思いました。
本当に、ありがとうございました。