3月4日(月)は、鳴門ロータリークラブの例会がありました。
今日は、久しぶりに会員の卓話がありました。
建築設計士の久住さんの地震に対するお話でした。何でも、
勉強を良くされている方なので、本当に良く知っています。
今日は、先週の県庁の職員の方に続きまして、地震に関する
話でした。3月11日の東日本大震災に向けて防災意識の高める
意味があるのでしょう。
久住さんの自論ということですが、南海トラフは、必ず来るということ
ですが、その周期は、12年後から50年後の間に来るであろうと話を
科学的な数値を基に説明を受けました。
ただ、東日本の横にある海溝のような、深さのある海が東南海は、
少ないので、津波は、東日本のような強烈な津波は来ないのではないか?
ということを話をしていました。
卓話終了後、地震の時に起きる、液状化現象の実態モデルを
見せていただきました。
青い砂と白い砂の上に、地上を想定した赤いゴムバンドの線が
見えます。この状態が、徳島や阪神周辺の沿岸沿いの砂質の
埋め立てられた地上を想定しています。
この状態から、ボトルの下に、ショックを与えて、数十回大きな振動や
揺れを与えます
すると、、、上の写真をご覧ください。地上である赤いゴムバンドの
ラインより、大きな振動と揺れで、白い砂質が青い砂質と混合されて、
砂質の圧縮が始まります。
そうして、振動前の地上である赤いゴムバンドラインより下に振動後は
地上が下がっているのが分かりますでしょうか?
これが、液状化現象です。砂質である沿岸部の埋め立てられた土地は
ほとんど、大震災後は、液状化現象が起きて、建築物の倒壊が大変な
状態になるとお話を詳しく説明をしていただきました。
ここ100年間で、マグニチュード6以上の起きた日本周辺の場所を
中心に説明をしていただきました。やはり、徳島は危ないところに位置
しています。><;