女児2人使い、市場爆発で3人犠牲 ボコ・ハラム関与か ナイジェリア2日連続
ナイジェリア北東部ヨベ州ポティスクムの市場で11日、爆発が2回あり、少なくとも3人が犠牲になった。ロイター通信は目撃者の証言から、10歳ぐらいの女児2人による自爆テロだったと伝えた。一方、フランス公共ラジオは10代半ばの少女と20代前半の女性の犯行と報じ、情報は錯綜している。
北東部では10日にも、ボルノ州の州都マイドゥグリの市場で、10歳前後の女児に装着された爆弾が爆発し、少なくとも19人が死亡したばかり。いずれもイスラム過激派ボコ・ハラムの関与が疑われている。
11日のポティスクムでの爆発についてフランス公共ラジオは、市場の入り口近くで20代前半の女性の爆発物が爆発し、直後に現場から離れようとした少女の爆発物も爆発したと報じた。
ボコ・ハラムは昨年後半から女性や少女による自爆テロを繰り返しており、若い女性らが強制されている可能性が指摘されている。(共同)