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NECは12日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が展開する、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用した産業用基盤「プレディクス」の販売体制を強化すると発表した。GEの認定技術者を2020年度までに現状の5倍の500人に増やす。日本企業へのシステム導入支援や保守管理サービスを強化する。
プレディクスはGEが開発した産業用IoT基盤で、センサーなどから収集したデータを様々なソフトで分析できる。リアルタイムに機器の状態を把握でき、生産効率の改善や故障予測などに生かせる。
NECは現在プレディクスの認定技術者を100人抱えるが、大幅に増員して日本企業に導入を促す。社内で認定試験を実施しており、今後は社外の技術者に向けた認定試験も始める。
納入実績としては、東洋エンジニアリングにプレディクスを活用した肥料プラントの運転・保全最適化システムをこのほど提供した。稼働や保全に関する情報を常時収集し、関係者で共有して効率的なプラント運営を支援する。
NECは16年にGEとIoT分野で包括提携し、プレディクスについては自社のサプライチェーン改革に導入したり、画像認識技術をプレディクスのアプリとして提供したりしていた
日本経済新聞
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