米空軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ5機が米軍横田基地(東京都福生市など)に正式配備されたことは、日本やアジア太平洋地域の安定に対する米国の意思を示すもので、日米同盟の抑止力や対処力の強化にもつながるとの期待を集めている 幹部自衛官は「米軍の作戦オプションが広がり、敵に手を出すのをためらわせる抑止力が上がる」と説明する 対テロ戦や人質奪還作戦での活用も想定される。元航空自衛隊空将の織田邦男氏は「国内外を問わずテロや人質事件はいつ、どこで起きるかわからない。アジアの戦略的要衝である横田基地にCV22を配備し、事が起きれば迅速に特殊部隊を投入するというのが米国のプランだろう」と語る
パキスタンは3日までに、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」による鉄道改修事業について、中国からの融資を20億ドル(約2300億円)削減することを決定した。債務負担を軽減するための措置で、8月発足のカーン新政権による財政再建策の一環。一帯一路への不満が各地で表面化する中、歴史的に中国と親密なパキスタンで見直し作業が始まったことは、影響を広げそうだ パキスタンのラシッド鉄道相は1日、総額を62億ドルに減額したことを発表した。事業の遂行は問題ないことを強調し、さらに20億ドルの圧縮を検討していることを明らかにした ラシッド氏は「パキスタンは貧しい国で、莫大(ばくだい)な債務の負担には耐えられない」と発言。さらに「CPECはパキスタンを支える背骨のように思われるが、私たちの目と耳は開いている」とし、見直しを継続する意向を明らかにした パキスタンの対外債務は今年末には932億ドルに拡大する見通しで、うち3~4割は中国からの融資によるものだという。カーン首相は総選挙での勝利後、「債務負担が大きすぎる」としてCPEC関連事業の見直しを表明。契約の詳細を検討する専門チームを立ち上げた
消息途絶えていた中国女優、脱税謝罪…深く反省
中国国営新華社通信は3日、中国税務当局が、中国の有名女優、范冰冰(ファンビンビン)さん(37)と関連企業に対し、計約8億8000万元(約140億円)の追徴課税や罰金の支払いを命じたと報じた。期限内に納付すれば、刑事責任を問わないという 范さんの消息は、6月から途絶えていた 御無事で安堵した
愛知県蟹江署の発表によると、男性は同日午後6時40分頃、運転する乗用車の進路を車に塞がれて停車したところ、後部座席から男2人が降りてきて、棒のようなもので車のガラスを割った上、男性を引きずり出し、「かばんをちょうだい、財布をちょうだい」などと脅したという。同署は強盗事件として捜査している
米空軍のCV22オスプレイが報道公開 横田基地
CV22は今月1日に正式配備された。オスプレイが沖縄県以外で国内に配備されたのは初めて。現在は5機だが、平成36(2024)年ごろまでに計10機、要員約450人が配備される方向 米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが3日、配備先の米軍横田基地(東京都福生市など)で報道各社に公開された。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)に配備されている米海兵隊のMV22オスプレイと同じ構造だが、高い夜間飛行能力なども備えるのが特徴。有事などで初動に当たる米特殊作戦部隊の輸送を担うほか、大規模災害発生時には探索救難や物資輸送なども展開できる