消息不明となっている国際刑事警察機構(ICPO)総裁で中国公安省次官の孟宏偉氏について、中国当局は6日現在、動静を公表していないが、汚職などの疑いで同氏が取り調べを受けているとの見方が強まっている 公安部門を牛耳る権力を握りながら習近平指導部による反腐敗闘争で失脚した周永康・元政治局常務委員=収賄罪などで無期懲役=の影響力一掃を狙った動きとの分析もある 香港紙の星島日報は6日、孟氏が9月29日にフランスから帰国した直後、共産党中央規律検査委員会の要員に連行されたと報道 孟氏は2004年に当時公安相だった周氏に引き上げられて以降、14年以上にわたって公安省次官を務めてきた 周氏が汚職摘発の標的となり側近の高官が相次いで失脚する中でも、孟氏は中国海警局局長や中国人初のICPO総裁など要職を兼務してきた ただ“異変”の予兆もあった。孟氏は昨年末に海警局局長などの兼職を解かれ、今年4月には公安省の実質的な意思決定機関である同省党委員会メンバーから外された 昨年10月には公安省幹部の政治部主任が規律違反などを理由に免職処分を受け、同ポストが約10カ月空席となった 産経新聞
ついに頓挫か、中国人100万人
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インドネシア・スラウェシ島で起きた地震と津波の被災地支援で、航空自衛隊のC130輸送機が6日、被害の大きかった中スラウェシ州のパルに到着した。国際緊急援助隊として、同島の西にあるカリマンタン島から、国際協力機構(JICA)を通じ供与するテントや浄水器、発電機の救援物資計9トンを現地に届けた 到着した自衛隊員たちは、インドネシア軍関係者ら大きな歓迎を受け、握手や記念撮影をした後、協力して荷物をおろした。再びカリマンタン島に戻り、7日以降は、インドネシア側からの要請に応じて食料などをパルに輸送する 地震は9月28日に発生。被災地では住宅の倒壊などで7万人超が避難生活を余儀なくされている。水や食料、燃料といった生活必需品がまだ不足している 輸送の指揮に当たる太田将史1等空佐は、空からみた被災状況について「沿岸地帯の津波被害が甚大だ」と指摘。各国の救援物資や輸送隊が集まっている、カリマンタン島バリクパパンでは「(インドネシアと各国が)緊迫して救援の調整に当たっている」とし、効率的により多くの物資を輸送することに意欲を示した 産経新聞