5日午後9時58分ごろ、石川県珠洲(すず)市で発生した震度5強の地震について、気象庁は同日夜、この日2回目となる記者会見を行い、「この地域では地震活動が活発になっている。一連の活動の中で発生した地震と考えている」と指摘。石川県能登地方では同日午後2時42分に最大震度6強を観測した地震以降、午後11時までに震度1以上の地震が計39回発生したと明らかにした。同庁は今後1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう改めて呼びかけた。 能登地方では2年12月から地震活動が活発化。3年9月16日に最大震度5弱、昨年6月19日に最大震度6弱、同月20日に最大震度5強の地震を観測している。2年12月1日から今月5日午後11時までに、震度1以上の地震が計352回発生した。
産経新聞