【ワシントン時事】ジャンピエール米大統領報道官は12日の記者会見で、バイデン大統領が先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席のため、18~21日に広島を訪れると発表した。連邦政府の借入限度額である「債務上限」引き上げを巡る与野党協議が続いているが、ジャンピエール氏は「大統領は(広島サミットに)出席する予定だ」と述べた。 米政府の資金繰りが行き詰まるとされる6月1日が迫る中、バイデン氏は来週前半、野党共和党のマッカーシー下院議長ら議会幹部と、改めて債務上限交渉に臨む。ジャンピエール氏は「デフォルト(債務不履行)は避けなければならない」と強調し、野党側に無条件の上限引き上げを要求。バイデン氏は交渉の行方次第で、対面でのサミット参加を見送る可能性も示唆していた。
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安全保障上重要な土地の規制を巡り、政府は12日、重要土地等調査法に基づく「土地等利用状況審議会」を開いた。第2弾の区域案として10都県の161カ所を提示。国境離島や自衛隊基地のほか、初めて軍民共用の新潟空港(新潟市)や川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の周辺を候補に選んだ。地元自治体の意見聴取を経て8月にも決定する。 10都県は宮城、東京、新潟、石川、鳥取、島根、高知、長崎、鹿児島、沖縄。指定されると、利用状況の調査や、施設の活動を妨害する行為の取り締まりが可能になる。 今回で、第1弾から優先的に選定していた国境離島は網羅。尖閣諸島は国が所有、管理しているため、指定しない。
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11日、ヘルシンキの大統領公邸で、読売新聞の単独インタビューに応じるニーニスト大統領=森井雄一撮影
【ヘルシンキ=尾関航也】北欧フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領が11日、読売新聞の単独インタビューに応じ、長年の非同盟政策を転換して北大西洋条約機構(NATO)加盟を決断した理由について「ロシアは近隣の主権国家を攻撃する意思と能力があることを示した」と述べた。昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵略がもたらした衝撃の大きさを強調したものだ。 フィンランドは昨年5月、隣国スウェーデンと同時にNATOに加盟申請し、先月4日に31番目の加盟国となった。ロシアの侵略が冷戦後秩序の転換点となったことを示す動きだ。
末端価格6億円・10キロの覚醒剤を密輸容疑 中国人の男を逮捕・起訴(2023年5月12日) - YouTube
先月、成田空港で中国人の男が大量の覚醒剤を密輸しようとしたとして逮捕・起訴されました。男は覚醒剤をスーツケースの中の保冷バッグに隠していました。 中国国籍の羅天朗容疑者(26)は先月22日、マレーシアから日本に入国する際に隠し持っていた覚醒剤約10キロ、末端価格にして6億円相当を密輸しようとした疑いで先月、逮捕・送検されました。 警察などによりますと、成田空港での税関検査の際、スーツケースの中に入れてあった保冷バッグから覚醒剤が見つかったということです。 千葉地検は今月12日付で羅容疑者を起訴しました。 調べに対し、男は「友人から日本に持って行ってくれと言われ、スーツケースを預かった。覚醒剤が入っているとは知らなかった」と容疑を否認しています。 [テレ朝news]