新潟・南魚沼市議がコロナ助成金４０００万円超を不正受給 会社「休業」と偽る 2024/7/24 16:11

新潟労働局は２４日までに、新潟県南魚沼市の目黒哲也市議（５６）が代表を務める２つの会社が国の新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金など計４３４３万円を不正受給していたと発表した。目黒氏は取材に、社員の給与に充てたと回答。返還計画を策定中という。

労働局によると、２社は南魚沼市の飼料製造業「魚沼スマイルフード」と宿泊業「金誠舘」で、受給は令和２年５月～４年８月分。実際は営業していたのに、休業したと申告した。

目黒氏は「確認不足だった。市議としての自覚が足りず、おわびする」と述べた。議員辞職はしないとしている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　産経新聞