アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

ボルクレーシングの3Dポリッシュ・・・その3

2016-08-05 14:35:29 | ホイール研磨
ではいよいよバフ研磨~仕上げ光沢バレル研磨~湿式バフ研磨~洗浄 ~検査の工程を説明します。
バフは5軸可動の自動バフ研磨機にてバフ研磨を行い、その後ハンドバフにて細かいところを補いバフ工程終了。次にバフ油を取り去るため洗浄してクリーンな状態にします。
 きれいに洗浄されたホイールは光沢バレル研磨機でバフ光沢からバレル光沢に変えていきます。バフ光沢は非常に光沢感もありよろしいのですが、研磨の始まりと終わり付近や見る角度によって光沢感が無かったりと品質が不安定で、4本とも仕上がり感をそろえようとしてもなかなか合いません。その点バレル研磨はバフ研磨のバラツキをそろえ一発で均一な仕上がりに持っていけます。ですから当社ではバフ研磨後のバレル研磨がスタンダードです。逆にバフ研磨のみはやりません(安定性が悪く利に合わない)


バフを組み立てます。ホイールのフェース面やスポークの側面にバフ板を当てるため大小さまざまなバフ板を組み合わせます。(これも熟練技)



バフ研磨機にセット



バフ板の山・・・ごみのようですが実は宝の山なんです!!
これが無いと微妙な組立ができないんです。



研磨剤を塗り



自動バフ研磨開始



ハンドバフ中



バフ研磨後に洗浄しクリーンな状態で仕上げ光沢バレル研磨



洗浄



仕上がりました。



細かいところもよく光っています。