クマさんも私も、実家は北海道なので
里帰りの時は、まずクマさんの実家へ
そして、後半は自分の実家へ、というのが暗黙のお約束だったが
最初のうち、言い出しかねていると、
早く顔を見せに行ってあげて、と送り出してもらった
毎年毎年帰れるわけでもなかったので
(当時とは交通事情が違った)
いつも大歓迎してくれた
クマさんの親は賢い人達だったので
ポヤヤンとしていたかあちゃんは大いに助かった
例えば、
(お互いの家の)台所には入らない、手伝わないことにしましょう
という義母の提案は、とてもありがたく、
その代り、することがない私は、
親の手の届かない所(お風呂の天井とか)を掃除して、
食べ過ぎたカロリー消費に励んだ
↑ give and take
かあちゃんの父親は、下戸だったので
かあちゃんも、結婚当初、お酒は呑めなかったが
(うっそん!? という突込みはなしよ!)
クマさんの父親はけっこうイケる口
呑めない私に、お酒をしつこく勧めるので
義母とクマさんに叱られていた
仕方なく一人で盃を重ねる義父
酔うにつれて、話がくどくなってきて
同じ話を何度もするようになった
それが深夜になるにおよび、
まず逃げたのがクマさんである
その次に義母
義父が寝てしまうまで、一人で付き合わされるのは
いつも、かあちゃんだった
翌朝、かあちゃんは断固抗議
こらあ、義母さん、クマさん!
私を残してさっさと逃げるんじゃない!
けど、この状況は、
毎度帰る度に繰り返されるのであった
そんなこんなの思い出の詰まった家なので、
やっぱり今回も、あの時と同じように
掃除することにしようと思う
もちろん、台所はクマさんにお任せして
ところで、スキースクールを解放される弟が
真っ直ぐこちらに来ることになったので
昼でも、近くのおいしい回転ずしに行こうと
ネットで休みを確認したら
無休※年始は休みでし
とあった…
結局、いつまで休むんやろ?
なにより、「休みでし」って?
さて行けるかな? いつまで「休みでし」かわからないこのお店