以前借りていた畑で
畑の貸主が駐車場を用意してくれなかったため
好意で裏庭に車を置かせていただいていたAさん
いろいろお世話になったし、今でも交流がある
その彼女から
少しだけど、
(渋)柿が実っているから採りに来て
と連絡があった
やったあ
実は、渋柿は出回る時期が短い上、けっこう高いので、ぜいたく品
干し柿は、義兄の大好物なので、少しだけ買って作ろうかな
と思っていたところだった
柿は1年おきに、表年(実る年)と裏年(不作年)があり、
昨年、Aさんの柿は裏年だったようだ
柿の木自体の年齢もあるし
今年はどうなんだろうと思っていた矢先の連絡だったので
うほうほ言いながら、採りに行った
車の中で、クマさんが
少しだけど、って言ってたよね?
じゃ、足りない分は買おうか?
いやいや、いざ行ってみたら
不足なんてとんでもござらんくらい、たっぷり
しかも、大きいのは200gを超える!
Aさん曰く、
採っているのを見るのは楽しいけど、自分でやるのは大変だし嫌だ
確かに、柿の木にはしごをかけて採るのはほんと大変
これを干し柿にするのも、確かに大変
渋柿の木がせっかくあるのに、ほったらかしにしている家が多いのもうなづける
けど、しつこいけど、買ったら高いんよ~
Aさん宅のはしごをお借りして、収穫はクマさんにお任せし、
かあちゃんはもっぱらその下で受け取り担当
けど、そういうことならと、
今回は、Aさんの分も作ろうということで
ひとつ残らずいただいてきたよん
柿って、こういう風に実るんだ
初めて知ったわ
干す前の下準備として
紐がかけられるよう、軸をT字にカットしたり、
ヘタも、邪魔にならないように鋏で切り取る
それから洗って、皮を剥いて、熱湯消毒して、紐を通してやっと干すことになる
吊るした後も、干し上りが早くなるように、
毎日、手袋をした両掌でやさしく抑えて平たくしていく
この作業、大変なんだけど、干しあがっていくのを見るのが楽しくて~
さあて、がんばるぞ~~!
柿を吊るす前にも準備がいる
メジロさんならまだしも、ずうずうしいヒヨドリさんもやって来るから
防鳥対策として、ネットを準備
おまけに柿を吊るしている軒先は幅が狭いので、雨にも気をつけねばならぬ
前回は、狙ったように雨に降られたっけ
しかも、明け方とか夜中を狙って降ってきやがって
雨音が聴こえてきたら夜中でも飛び起きて、布をかけたり、
ひどい時にはびしょ濡れになりながら部屋の中に取り込んだりと
大変だったんだ
柿も少しだったら、取り込むのも楽なんだけど、
少しじゃないし
今回は、雨、降るなよ~~
あ~あ 我が家は干し柿作りには向いてない
いったい、何個あるんだろ???