趣味と老後と

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辞世の句

2011年08月26日 | Weblog

 

風さそう
 花よりもなお
      われはまた
         春の名残を
             いかにとかせん


浅野内匠頭

 風に誘われて散る花も名残り惜しいだろうが、
それよりもなお春の名残が惜しい私は、
いったいどうすれば良いのだろうか

と、
浅野内匠頭の無念の思いを託しました

 

 大石内蔵助良雄

あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる
 浮き世の月に かかる雲なし
 
「あら楽し〜」の句は辞世の句ではなく、
討ち入り後
主君浅野内匠頭長矩の墓前に
吉良の首を手向けた際に詠んだ句とされている


ちなみに辞世の句は

「極楽の道はひとすぢ君ともに 
阿弥陀をそへて 四十八人」

とか

 

何事も
命を賭けての一大事 大変です