他愛も無いお話です
浦島太郎の物語は
作り話ですので
人それぞれに、どうとでも解釈できます
ネットの「知恵袋」で散々情報を仕入れては
読み上げソフトで延々聞きました
この話でキーワードとなる「玉手箱」
の解釈もいろいろ有りました
よくあった答えが
竜宮城で過ごして経過した
「時間の記録」を詰めたもので
これが無くては
人間社会に戻る事が出来なかった、
とかの意見をはじめとして
たくさん参考になりました
当然
この物語については
「亀を助けたのに
途方にくれて玉手箱を開けたら
いきなりお爺さんになってしまうのは
理不尽である」と
言うのが大半のようでした
数々の意見のなかで
ただひとつ
わたしが共感できた回答?
考え方がありましたので
載せておきます ↓
カメを助けて以降、
ずっと幸せだったんじゃないですかね。
それ以前のことはわかりませんが、
カメが助かっただけで、
彼は幸せだったと思いますよ。
(玉手箱を開けて)
自分が孤独の中に放り出されたことや、
突然、
老人になってしまったことを
悩んで後悔するようなキャラには思えません。
カメを助けて自分が死んでも後悔しなかった、
そういう青年だったんじゃないでしょうか。
老いることが
「悪しきこと」だと考えるのは、
それまでの人生に
「何かを成さなかった人」の発想です。
カメを助けて遠回りしたけれど、
ひと役済ませて有頂天の時も過ぎて、
やっと自分のいるべき場所に帰る”箱”を開けた。
「人生に悔いなし」
そう思う時、
老いることは「やっとみんなに会える」
ことだと思います。
う~ん 達観されてますなぁ