父親の弟は
大変美男子でして
多分親類一同のなかで
2番目に男前だったと思います
一番目は
勿論「わたし」ですが エヘヘ
その昔
いや昔々
田舎で「連絡船を止めた」とかの
逸話もあるらしいです
わたしが
高校生の時、大阪へ来られた時は
8mmフィルムでの田舎の風景を
大きな声で”納得”しながら
観てくれてました
わたしたち兄弟三人を前に
「お前たちシッカリ喧嘩せないかんぞ」と言い
何を言うのか?と思っていましたら
兄弟は何れ分かれてしまうので
一緒にいる今のうちに
ケンカなどしておきなさい
との
逆説的な名言だったと思います
帰られる時
近くの駅の
ホームに見送りに行った時には
わたしたち兄弟三人に対し
一人ひとりに
力強い手で
「しっかりがんばれ!」と言いながら
固く握手をしてくれました
叔父さんや兄たちも
今では皆、居なくなりましたが
皆のその精神は
いっぱい思い出されまして
わたしなりに
受け継いでいきたいと
思いながらボチボチ
生きております
トボトボ