あっと言う間に もう師走でございます・・・
住まいるライフ、11月の放送も 先週で終盤を迎えました。
外装リフォームの最後は、第三週に引き続き 屋根のリフォームでしたが
塗替え工事ではなく、屋根の葺き替えリフォームです
今回のお宅は、築年数が38年といことで、リフォームをせぬまま 随分と月日が流れてしまい
お話をいただいた時は すでに「家の中に雨漏りが・・・」
という状況になってしまっており・・・
トタンとセメント瓦の屋根のお宅なのですが、調査した結果
特にセメント瓦の方が 傷みがひどく、セメントがボロボロな為 塗装では無理な状態で
瓦の下に敷かれた防水シートも破れていて撤去が必要
木の下地も腐って かなり傷んでいたので、下地の補修から行うことになりました。
① 劣化した瓦を解体しておろす
② 防水シートを撤去
③ 野地板を撤去
④ 構造合板を下地にはり、その上に防水シートをはる
⑤ ガルバリウム鋼鈑 という屋根で葺き替え
※ガルバリウム鋼鈑とは『鉄板』でできており、亜鉛とアルミニウムをメッキしたものです。
とても錆に強く、メッキが長持ちするため 耐久性にも優れています。
塗装の性能もとても優れており、遮熱塗料が使われているため
太陽の熱線を 70%以上反射してくれるのです
今回は、だいぶ大掛かりな作業となりました。
瓦などの撤去と その処分にも費用がかかってしまうため
1㎡あたり 15000円程で
こちらのお宅は、天井の一部張替えも含めて 200万円程かかりました。
塗替え工事だけの場合なら 数十万円で済む費用が、葺き替えになると
桁がひとつ変わってしまうのが 現状です・・・
この差は 大きいですよね
そうならない為にも 早めのチェックは絶対必要ですね
まずは 早いかも・・・と思っても、10年で 一度状態を確認してみましょう
(スレート瓦については、もう少し早めの方がおすすめだそうです)
屋根に限らずですが、診断・見積はすべて無料でお受けしていますので
ちょっと心配だけれど 自分では判断できない・・・
とう方は 是非 ふくろうはうすにお問い合わせくださいね