散歩道の公園に
ちょうどよい高さの
センダンの木がある。
まだまだ幼木である。
通るたびに
観察しようと
決めている木だ。
(2017.12.9撮影)
お正月が終わっても
葉の主脈だけは
頑張ってまだ茎に
しがみついている。
(2018.1.9)
冬芽と葉痕は
目立つので
写真に撮って
何度も紹介してきた。
落ちてしまった
主脈の方は
どんな顔に
なっているのだろう?
と疑問に思った。
葉の主脈に
手を触れると
すぐに外れた。
しっかり
くっついているようだが
離層ができていて
葉を落とす準備は
できていたようだ。
ちゃんと維管束痕は
葉の主脈の方にも
ついている。
まるで
カマキリ顔だ。
今までつながって
いたので切口は
生々しくもある。
維管束と言うのは
植物の根や茎
葉っぱにまで通っている
管のことである。
人間で言うと
血管みたいなものだ。
維管束には道管と師管があり
道管は根から吸い上げた
水や肥料などの
養分を運ぶ管。
師管は
光合成で作った
糖の通り道なのだ。
茎の葉痕にも
葉の切口にも
その管の断面が
斑点のように
残っていて
並び方によって
独特の面白い顔に
見えるのだ。
維管束痕の数や
並び方は
木の種類によって
違うため
木の種類の同定にも
使われている。
これから
花の少ない時期
面白い顔を見つけたら
また紹介したい。
ちょうどよい高さの
センダンの木がある。
まだまだ幼木である。
通るたびに
観察しようと
決めている木だ。
(2017.12.9撮影)
お正月が終わっても
葉の主脈だけは
頑張ってまだ茎に
しがみついている。
(2018.1.9)
冬芽と葉痕は
目立つので
写真に撮って
何度も紹介してきた。
落ちてしまった
主脈の方は
どんな顔に
なっているのだろう?
と疑問に思った。
葉の主脈に
手を触れると
すぐに外れた。
しっかり
くっついているようだが
離層ができていて
葉を落とす準備は
できていたようだ。
ちゃんと維管束痕は
葉の主脈の方にも
ついている。
まるで
カマキリ顔だ。
今までつながって
いたので切口は
生々しくもある。
維管束と言うのは
植物の根や茎
葉っぱにまで通っている
管のことである。
人間で言うと
血管みたいなものだ。
維管束には道管と師管があり
道管は根から吸い上げた
水や肥料などの
養分を運ぶ管。
師管は
光合成で作った
糖の通り道なのだ。
茎の葉痕にも
葉の切口にも
その管の断面が
斑点のように
残っていて
並び方によって
独特の面白い顔に
見えるのだ。
維管束痕の数や
並び方は
木の種類によって
違うため
木の種類の同定にも
使われている。
これから
花の少ない時期
面白い顔を見つけたら
また紹介したい。
以前ご紹介されたものと比べると、若々しくてイキイキとした顔に見えます。
葉痕探しは、この季節の楽しみの一つですね。
道管と師管。それぞれの役割を学ばせてもらいました。
今回、掲載された御ブルグを拝読し、植物の不思議な生命現象を感じました。
春から秋まで、光合成などの作用をして栄養を産み出してた葉や枝を、巧みに新陳代謝する仕組みは見事です。
葉を巧みに落とすばかりでなく、枝も巧みに落とした証拠が維管束痕ですね。
植物が会得した春から冬までの季節の変化に対応する能力・機能はすごいですね。
この木の葉の跡にも顔を見つけられましたか。凹凸があって、それで模様になってるのですね。
昔、生物で習ったころ、
導管という字でした。
同じものでしょうか。
どうも人間が古くて。
昨日もfukurouさんの真似をして、公園へ出かけましたが、柵があり、近くに寄れず、木全体が吹き出る木の芽にもやっとしているな、というところしか、
見られなくて、残念
このように維管束、道管と師管とに
別れていて・・たぶん全ての植物で
そのような仕組みがあるのでしょうが
このように、見える形で教えて頂くと
う~ん納得・・と感心させられます
ありがとうございました。
実がびっしりついてます
これは幼木のせいなのでしょうか実がついてませんね
それにお顔も大きい様に見えます。
でも、木自身は大きいので採るのが難しそうです。
小さい子に見せたら喜びそうです。
そんな体験をして、植物好きになるのかも知れませんね。
面白い顔ですね
ほんと、カマキリそっくり
こんな跡を探すのも冬の楽しみですね
又面白いのが見つかったら是非見せてください
こんばんは。
この時期の楽しみのひとつですが、なかなか面白い顔に見えるものがありません。
複葉の葉痕は大きいのですが、単葉のものは小さく顔に見えても、インスタバエ?しません。(笑)
こんばんは。
植物にとって葉を落とすことはとてもエネルギーの必要なことだと思います。
もし葉を落とさなかったら、寒さと乾燥で生命の維持ができないのでしょうね。
エネルギーは使っても葉を落とすメリットを選んだのでしょう。