ツツジの生け垣を
覆うように
ドクダミの花が
満開です。
梅雨に入るこの時期
アジサイやハナショウブが
美しさを競っていますが
梅雨空の曇り空のもとで
咲くドクダミの白さに
ドキッとさせられることが
ありますります。
よくご存じだと思いますが
4枚の花弁のように
見える部分は
総苞片(そうほうへん)と呼ばれ
本当の花弁ではありません。
中心部の黄色い部分が
たくさんの花の集合体
小さな花が集まって
ひとつの大きな花のように
見えています。
真っ白い総苞片は
虫を誘うため
目立つように進化したと
思われます。
ところが
ドクダミは
セイヨウタンポポと同じで
受粉しなくても
種子が作れる(単為生殖)と
植物園の学芸員さんに
聞いたことがあります。
とすれば
虫たちにアピールしてきた
白い総苞片は
無駄な努力だったのかも
しれません。
単為生殖でできる種と
地下茎を伸ばして
広がると言う
今流行りの二刀流が
旺盛な繁殖力の源なのです。
5月末の梅雨が近いころは、このドクダミの花が目立ちます。そして、白い総苞片の効果か、小さなアブなどが来ています。
すき間の空き地などにドクダミが繁殖するのは、単為生殖=クローンの力なのですね・・
除草してもまた出てくるのは、地下茎が残っているからですか・・
ドクダミがはびこる理由はこれだったのですね・・・。いたるところで見かけます。
そういえば最近ドクダミ茶もよく見かけます。健康茶として貢献しているようですね。
単為生殖の種との二刀流だったんですね。
道理で抜いても抜いても増えるわけですね。
でも、花(総包片)はきれいで好きな花の一つですので、
全て抜き去ってしまうのには忍びなく、観賞用に少し残すようにしています。
その結果、大事な山野草が駆逐されたり被害もあるのですが・・・(^^;
多分5年近くかかったと思います
その後に蕗と茗荷を植えてます
昔から何処ともなくこのドクダミ
がはびこって、湿っぽいから・・
ということで最近漸く見なくなりました
私は嫌いではありませんが、家内は
嫌いなようです (≧ω≦)
ドクダミのまたの名を「十薬」とも言い、
季語にもなっています。
十薬の天に向ひて十字切る 高澤良一
この句のように、まさに、そんな感じが好きな花です。
私はシスターの清楚なイメージが広がります。
かつての庭に咲いていて、でも、母は敵のように引いていました。
根がはびこるので、先の尖がった園芸用の鍬の小さくしたもので土をかきとるよにしていました。
その匂いは強烈で二階の勉強部屋まで漂ってくるのでした。
母引きし十薬二階まで匂ふ 角川入選
拙い句ですが・・・^^;
そんな思い出のドクダミ、ありがとうございました^^♪
トイレのそばに植えられたからでしょうか。
今は八重のもあって、積極的に植えられているのをよく見かけます。
花も葉っぱも、よく見るときれいですね。
私自身、植えても良いかなと思うようになっています。
ドクダミについて よく理解できました。
この繁殖力強いドクダミ
昔 実家では干して なんかに使っていた記憶があります。
凄い匂いですよね。
地下茎で広がる植物は、繁殖力旺盛で、
駆除するにもかなりの根気が要るようですね。
マクロで覗いてみたことはありませんが、
花の部分はこんな風になっているのですねぇ。
スマホからPCに送ったところでした。
でもfukurouさんのは、
アップで、とても美しいので、、。
実家の庭にもあって、触ると、
とても臭かったのを思い出しました。