『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

『そうだ、京都行こう・・』の思いが・・・

2024-12-12 12:01:01 | 喜怒哀楽をポジティブに
毎日いい天気が続くが気温は低く、その所為もあって、最近は
図書館へ足を向けることが少なくなり、つい自室で静かに(?)
映画(Amazonプライム)を観る時間が多くなった。

先日来、いくつも観た映画の中で下記の作品が私の胸にじんわりと
拡がり、「ほっこり」や「感動」に繋がった。

一つは京都の魅力や人々を描くドキュメンタリーともいえるのような
ドラマの「ちょこっと京都に住んでみた」
そしてもう一本は「吟ずる者たち」

「ちょこっと京都に住んでみた」の解説の一部をお借りすると・・・

東京で暮らす主人公の江東佳奈(27)は、怪我をした大叔父の世話で
しばらく京都へ滞在することに。
京都に長く住み、こだわりの多い大叔父・大賀茂(70)は、手描きの地図を
渡して、佳奈をお使いに出す。
そこは「おじさん」には懐かしく、「若い女性」には新しい不思議な京都。
笑いあえる会話、ゆったりとした時とお散歩・・・住んでみて初めて知る
京都の奥の奥。
色んな場所や人と出会い、ふれあうことで大叔父の真意を知り、
佳奈の心は次第にほぐれていく・・・。

「ちょこっと京都に住んでみた」のシリーズものの6話までを観て
よく言われる『100年位の歴史では老舗とは言えない・・』という
京都人の言葉の意味もわかったような気がした。

私たちが観光で訪れる名所旧跡のようなものではなく、住んでいる人しか
知らない京都の魅力などを実際の店主や店員さんなどが語る言葉や
思い入れによって引き継がれている伝統を感じるようなドキュメンタリー
を盛り込んだドラマに私は引きずり込まれ「あっというま」に6話までを
観てその後も繰り返し観ていた。

主演の木村文乃のごく自然な姿、表情や会話と零れる笑みが
私たちもその場に一緒にいるような気持ちになる。

まさに「京都の魅力は住んでみないとわからない」ということなのだろうか。
長い長い歴史の積み重ねやその重みのようなものが伝統の職人技などに
よって伝えられている様子は主人公が行く先々の店で私達にも感じ取れる。

木村文乃のごく自然な姿、表情でこの筋書きのないドキュメンタリードラマの
2話から6話までに登場する実在の店舗や人物が私たちの知らない京都の
魅力を最大限に教えてくれた。

観終わって・・・
今度いつ行けるかわからないがあのCM『そうだ、京都行こう』の
思いが強くなってきた。

「ちょこっと京都に住んでみた。」2019年12月29日日曜午前11時25分放送

テレビ大阪開局40周年ドラマ「ちょこっと京都に住んでみた。」

そして「吟ずる者たち」の解説では・・・
“吟醸酒の父”と呼ばれる、日本で初めて吟醸酒を作った三浦仙三郎の
“百回試して、千回改める”という“百試千改”を軸にした人間ドラマ。
目標を見失った主人公が酒蔵を持つ実家で仙三郎の手記を目にし、
酒造りの道へ進む姿を描く。

これについてもあと何度か観て、いずれ感想を書きたいと思う。

コメント (8)
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CDの懐かしい映画音楽を口ずさんで・・・

2024-12-09 17:58:57 | 喜怒哀楽をポジティブに
今日、浦和(さいたま市浦和区)へ行ってきた。
浦和住民の多く(もちろん全てではないが)は住所を聞かれると
「さいたま市」とは言わず、元県都である「浦和」と言うらしい。
文教の街ということにプライドがあるからだという。

以前(さいたま市ができる前)は浦和市が県庁所在地だったと
いうことや教育施設も充実した文化や教育に恵まれた環境で
住みやすい街としても大宮と共に上位にランクインされており、
文教地区でもあり、芸術の街でもあると言われている事からも
「浦和」という言い方が根付いているようでそれが自慢であり、
プライドでもあると言われる所以らしい。

そんな先入観で見るつもりなど毛頭ないが、今日入った店では
少しプライドのようなものを見せつけたり振りかざしたりして
いるのでは?・・・
と思わせるような仕草があり、さすがにいつもにこにこ顔で
脳天気を思わせるくらい明るく喋ることをモットーとしている
私も「イラッ」とまではいかないが『もう少し笑顔の応対が
出来ないものなのか・・』と思ったぐらいだった。

そこの社員すべてを見たわけではないので軽々には言えないが
人気店であるが故に客が待ったり、店側の言動が優先されるのが
当然であるかのような接客や応対に少し驚きを感じた。

帰路、その思いを引きずることなく車に乗り込んだ私は眼前に広がる
青く澄み渡った空を見ていつも以上に心晴れ晴れ・・となり、
《決定版》【世界のムード音楽】のCDの一枚を聴くことにした。
ケースの中は順序良く並んでいなかったので一番上にあったNO.4を
取り出しセット。(5枚の各CDには18曲ずつ入っている)

「そよ風と私(ザビア・クガート)」から始まる曲を聴きながら窓も
少し開けて暖房中の車に少し冷たい風を入れると心も爽やかに・・・
3曲目の「小さな喫茶店(アルフレッド・ハウゼ)」の懐かしいメロディに
合わせ、つい口から出る日本語の歌詞・・・

CDの曲はアルフレッド・ハウゼ楽団の演奏なのでCDにはもちろん
日本の歌詞などはないのだが・・・

それは去年のことだった
星の綺麗な宵だった
 ・・とここまでは言葉もすっと出たが途中は覚えておらず、後半の
小さな喫茶店にはいった時も二人は
お茶とお菓子を前にして
ひと言もしゃべらぬ

そばでラジオがあまい歌を
やさしくうたってたが
二人はただだまって
むきあっていたっけね
ここは完全に覚えていた。

同じように「遥かなる山の呼び声(ビクター・ヤング)」も雪村いづみが
歌った懐かしい歌詞をはじめから最後までしっかりと覚えていた。
これは次兄と一緒に観たあの名作映画「シェーン」とその主題曲が
大好きで、その後も何度も観たからだと思う。
あの最後のシーンはよく取り上げられるが
『シェーン・・シェーン・・』『シェーン、カムバック・・』と叫ぶ
少年の声に毎回胸が詰まる思いだった。

邦画でもこの『』の主題曲邦題「遙かなる山の呼び声」 』から
ヒントを得て制作された「遙かなる山の呼び声」が大ヒットしている。

「エデンの東(スタンリー・ブラック)」も映画を何度もみて
感動したからだと思うのだが、
涙ぐんで一人歩いた
暗い夜の楡の森影・・・から始まって最後の部分まで不思議なくらいに
スラスラと歌えた。

「金髪のジェニー(マントヴァーニ)」
夢に見し我がジェニーはブロンドの髪ふさふさと
小川の岸辺を行き、あたりには雛菊笑む
ここまでしか覚えていなかったがジェニーの姿を想像しながら
仄々とした気持ちで聴いていた。

さらに・・
「アニー・ローリー(カーメン・キャバレロ)や
「想い出のグリーングラス(ウェルナー・ミューラー)」
「峠の我が家(マントヴァーニ)」なども覚えている部分を歌い、
帰宅してから調べたがこれらの歌詞は私が習った頃のものとは
どれも違っていた。

今後も車中では聴くだけではなく、他のCDについても一人の時は
歌ってみようと思う。

「遥かなる山の呼び声The call of the far away hills」ビクター・ヤング、 Victor Young

はるかなる山の呼び声 (The Call of the Faraway Hills) - 雪村いづみ (Izumi Yukimura) Lyrics English Translation 1953
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いよいよサザンカの出番・・

2024-12-08 12:38:54 | 喜怒哀楽をポジティブに
南関東(関東南部)では12月に入ってからも連日好天気で
この時季にしては最高、最低気温も高い日が続いていたが
今日からは天気は良いが気温も一気に低くなるという予報のようだ。

確かに今日も空は青く、朝から眩しいほどの陽射しが降り注ぎ、
風もないので絶好の日曜日・・とも思えるが外へ出てみるとやはり
気温は少し低いのがわかるようだ。

11月の末にポツンと一つ咲いたマンションの塀のサザンカが今日は
あちこちで明るい笑顔を振り撒いている。
マンションを囲むこの塀の生け垣は下の部分はサツキで上の部分は
等間隔に植えられたサザンカとヒイラギでできており、その厚みが
60cm以上あり、毎年この時季にはこのフェンスの内側も外側も
大小さまざまなサザンカで賑やかになる。

庭から眺める居住者には元気な色で微笑み、道路を通る人には
行きずりにちょっと目をとめたり立ち止まったりさせ、ほっこりもさせる
ようなこのサザンカは可愛く蜜を吸うメジロやあの乱暴者ヒヨドリたちの
憩いの場所(?)ともなっているがこれから毎朝、マンションに入っている
清掃会社の人達の手を煩わせることにもなるのだ。

 

 

 

  

いまさら・・と謂わず童心に返(帰)り

たき火|歌詞付き|日本の歌百選|垣根の 垣根の まがりかど
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今年もあと1ヵ月・・・

2024-12-01 11:10:12 | 喜怒哀楽をポジティブに

毎年、12月1日を迎え、切り離して軽くなった最後の一枚の
カレンダーを見ると色々な気持を含め、『ああ、今年もあと1カ月か・・』の
思いがよぎる。

・・と同時に例年と同じように来年のカレンダーを用意していないことにも
気づくのだ。
過去の記事にも同じ思いを綴っている。
https://blog.goo.ne.jp/fumiel-shima/e/3a56c98c1894ebfad8c4de4fbe07334d

そんなことを思っていると朝日新聞販売所から電話が・・・
毎年購入しているカレンダーが入荷したので届けたいという内容・・・
そしてしばらくすると恒例の朝日新聞のカレンダーと一緒にその
カレンダー(埼玉新聞社発行・1600円)が届いた。




このカレンダーは埼玉新聞社で厳選した、「埼玉の花と風景」が
掲載されており、埼玉県出身の「大久根茂さん」が撮影したもの。

表紙は「新雪の奥秩父山地(秩父市大滝)」の写真で、新雪に覆われた
渓谷の“紅一点?”雁坂大橋周辺の雪景色・・・
説明の一部に
「その先は雁坂トンネルとなって、国道は山梨県に抜ける。
遅い朝日が稜線に当たり、一日が始まろうとしている。」とある。
毎月の写真は
「越(おっぺ)辺川(がわ)のコハクチョウ(川島町八幡地先)」
「三十(みそつち)槌の氷柱(つらら)」
「東昌寺のシダレザクラ」「都幾川桜堤とナノハナ」
「骨(こつ)波田(はた)のフジ」「桶川の紅花」
「国営武蔵丘陵森林公園のヤカユリ」「盛夏の比良の丘」
「椚(くぬぎ)平(だいら)のシュカイドウ」
「中川やしおフラワーパークのコスモス」
「平林寺(へいりんじ)の紅葉」「夕暮れのさいたま新都心」

これはリビングに懸けて毎日眺めながら予定も書き込むためのものだが、
他にもそれぞれの部屋や廊下などにも懸けるために今年もまた用途に応じて
利用できる100円ショップのもの(100円~300円)などを選ぼうと思う。

皆さんの周りの冬景色はいかがでしょうか・・・

冬を感じる、癒しの音楽【ほっこり 作業用BGM】  
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近づく冬を感じて

2024-11-29 14:39:44 | 喜怒哀楽をポジティブに
少しずつ寒さを感じるようになり、道行く人たちの服装にも
冬支度が見られるようになってきたが、ブログ友たちの記事内にも
冬の花が登場するようになってきた。

年間を通しても数少ない我が家の花はとっくに終わりを
告げていたが赤い椿の蕾がだいぶん膨らんできた。
マンションのフェンスの生け垣のサザンカの蕾もふっくらと
してきたと思っていたが知らぬ間に今年最初の花が正面に一輪だけ
咲いている。

仲間に先駆け、一足早く咲いたサザンカの花


来年また咲くであろうモクレンの花芽も少しずつ大きくなり、
それを目ざとく見つけたヒヨドリが細い枝を揺らしている。

関東ではこの3日間、この時季とは思えぬような高気温の日が続き、
予報どおりこのまましばらくは好天気に恵まれそうである。

3~4日程前に娘が持ってきてくれたポインセチアの赤がいっそう
鮮やかに見える。

その隣で今月の半ばに室内に入れたシャコバサボテンが勢いよく
咲き始め、目を楽しませてくれている。

今年は暖かかったためか我が家で唯一実がなる獅子ゆず
(鬼柚子)も例年に比べ、早く成長し、色づきも早かった。
毎年、30個前後の実をつけるこの大きな獅子柚は今年は
19個だったがつい先日1個がポトリと落ちたのでそろそろ
収穫(?)かな?‥と思い、毎年送っている絵手紙仲間や
私の友人たち「爺さんカルテット」のメンバーに届けようと
10個ほど採ってみた。(下の写真)

野球のボールやミカンと比べると・・

大きいものは私のスキンヘッドよりも大きい
 

ご存知の方も多いと思うが普通の柚子に比べると香りも少なく、
味も良くないのでどこの家庭でも食するときは「柚子味噌」や
「柚子ジャム」にするようだ。

我が家でも今年もジャムを作り冷凍保存する予定。


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しあわせのマスカット

2024-11-24 10:28:07 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日、「しあわせのマスカット」という映画を観た。(Amazonプライム)

真面目さや善良さ、やさしさなどによって多くの人の心を動かす
ような感動物語も見る人によっては賛否両論、様々のようだが
私はこの主人公の私利私欲や損得勘定、功名心などの無い愚直(?)に
奮闘する姿と笑顔に神々しささえ感じ、この愚直(?)を最高の姿だと
熱く感じ胸に響いた。

北海道の女子高生が修学旅行で岡山に行った時、病床の祖母の
ためにマスカット・オブ・アレキサンドリアをお土産にしようと
していたが財布を落としてしまい、諦めかけた時に目に入ったのが、
そのマスカットを丸ごと1個使った「陸乃宝珠」という和菓子・・・



その女子高生が手元に残っていた僅かな硬貨で2個買って帰った
その「陸乃宝珠」を喜んでくれた祖母とその和菓子に感動し、
いつかは自分が考えた和菓子を作りたいとそのメーカーに就職して
真面目さや善良さ、やさしさなどによって起こる様々な失敗を
繰り返しながらも夢の実現に向かって奮闘する日々を描いた作品。

感動場面はいくつもあったが亡くなった息子が育てたぶどう園を
守る寡黙で頑固な農園主と主人公とのぎくしゃくした交流の中に
芽生える信頼感・・・
そして2018年の西日本大豪雨の後のシーンの数々・・・

そのメーカーは岡山に本社を持つ全国展開で実在する会社の
「宗家 源吉兆庵」・・・皆さんもよくご存知かもしれない。
東京の各地をはじめ、関東地方や埼玉県にもたくさんの支店があり、
私の住むさいたま市にも何店舗もある。

視聴後、心が温かくなった私はその和菓子を食べてみたくなり、
1キロメートルほど先の「さいたま吉野町店」へ行こうと思い、
「陸乃宝珠」があるかどうかを電話で問い合わせたところ
6月上旬から9月中旬までの季節商品で販売も既に終わっているという。

この全国展開の「宗家 源吉兆庵」や埼玉や関東を中心の有名菓子店
「くらづくり本舗」「梅林堂」などを私も時々利用するがそれは
我が家で食べることは少なくほとんどの場合贈答品としての購入である。

この岡山発祥の宗家 源吉兆庵は岡山の本社、本店のほかに
「宗家 源 吉兆庵 銀座本店」が東京銀座の新本社ビル
“THE HOUSE„内に.2019年にオープンしたようだ。

北海道の女子高生と岡山の有名創作和菓子店・・ということからふと閃いた。
それは・・・
物語の舞台が岡山と北海道ということで主人公の女子高生が育った
北海道には全国各地のお菓子やスイーツはもちろん、食品全てに
詳しい「こぶたナースさん」というブログ友が・・そして岡山にも
「まっころさん」「ピエリナさん」というブログ友が・・・

このブログ友と交流させていただいている私はこの「陸乃宝珠」や
「宗家 源吉兆庵」の菓子類について皆さんに聞いてみたいな・・と。
そして皆さんからは映画の主人公も大きく頷くようなきっといい感想が
聞けるのではないだろうか・・などと勝手に思ってしまったのだ。

映画『しあわせのマスカット』予告編
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考えさせられる「最後の一葉」

2024-11-21 17:38:31 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日に比べるとやや暖かさを感じるがやはり11月も下旬に向かうと
道行く人々も上着の上にコート姿や防寒用のジャンバーなどを着込み
ふっくらとした姿に見える。

朝のうちは降っていた小雨も午前中に上がり、昼食後自分の部屋を少し
片づけた私は弱い陽ざしが出ている午後、新聞を片手にリビングから
庭を見ていた。

マンションは気密性が高いので寒くはないがそれでも最近は半袖の
アンダーシャツに薄手の長袖シャツ1枚では少し肌寒く感じることも
あるのでベストやカーディガンなどを着たりすることもある。

そんな私とは対照的に庭のモクレンの木は一枚、二枚と枯れ葉を
落とし、まだ少し残っている緑の葉が風に揺れる姿が寒そうに見える。
その数えるほどしか残っていないほんのわずかの葉っぱを見て
ふとオー・ヘンリーの「最後の一葉(ひとは・いちよう)」を思いだした。

そして最初に読んだ小学生か中学生の頃のあの感動が蘇ってきて
あの頃何故自分の気持が揺れ動いたのか・・をもう一度
確認してみたくなり、いたたまれず図書館に向かい訳者が違う
児童向けの「最後のひと葉」を3冊借りてきた。
後でわかったのだが「最後の一葉」は実に多くの人によって
訳されているようだ。

  



この「最後の一葉(ひとは・いちよう)」は教科書と道徳の本で紹介されて
いるらしいが私が読んだのは教科書だったように思う。
その時の先生の説明に心が動いたことはよく覚えている。
調べてみたところ・・・
最後の一葉 は 1954 年の中学二年生 の教科書から採用されたようだ。

学年
掲載年度
生まれ年換算
小学6年生
1965年~1970年
1953年~1958年
中学1年生
1978年~1989年
1965年~1976年
中学2年生
1954年~1965年
1940年~1951年
大学
1959年~1962年
 

この表で見ると私は中学二年生の時に教科書で読んだことになる。

気むずかしく酒浸りで絵描きとしては失格者のようなベアマン老人の
本当の気持や自分の身を犠牲にしてジョンジーの命を救おうとした
ベアマンの優しさを表した物語だということを先生から教わったような
記憶がある。

最後にスーがジョンジーに話した頭の先から靴までびしょ濡れになり、
氷のように冷え切ったベアマンの行動や、風が吹いても動かなかった
蔦の葉のことを不思議だとは思わなかったのか? ・・という言葉と
『ああ、ジョンジー、あれがベアマンさんの傑作だったのよ・・
最後の葉っぱが落ちた晩にあの人があそこに描いておいたのよ』
・・で終わる物語の意味とその最後の言葉を深く読み取ることや
かねてからいつか傑作をというベアマンの執念が、冷たい風と雨の中で
命と引きかえに発揮され、結果的には命の大切さに目覚めたジョンジーの
命を救ったベアマン老人の行動は絵の世界で生きて行こうとする
若い二人の画家に希望を持たせるためのエールだったとしたら・・
と考えることなどもあの時先生教わったように思う。

【睡眠前の朗読】「最後の一枚の葉」日本語字幕付【元NHKフリーアナウンサー島 永吏子】

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身近な紅葉を・・・

2024-11-14 11:19:17 | 喜怒哀楽をポジティブに
一昨日からのいい天気は今日も続き、静かに降り注ぐ柔らかい陽ざしが
道路の向こう側に立ち並ぶ老人ホーム、介護施設、高齢者専用施設
などを優しく包み込んでいるようだ。
そして・・それらの施設の広いガラス窓には青空や雲が落ち着いた色で
映り、利用者たちを励ましているようだ。

この3日間、青空には小さな塊で点々と浮かぶ雲、広く薄く棚引く雲、
もくもくとした塊が徐々に広がっていくような雲など・・私の好きな
雲たちは様々な顔を見せてくれている。

一昨日は車の窓を開けないと暑いくらいの気候だったが今日は暑くも
寒くもなくまさに心地よい天気という状況で空を見上げている時間が
ついつい長くなりそうだ。

我が家の庭では紅葉を見ることはできないが周囲を少し歩けば
各方向にいくつかの公園があり、小規模ながらも紅葉、黄葉などを
見ることができる。

先程大好きな空と雲を見ながら少し歩いてみたが、ふと街路樹の
紅葉を見ようと思い、一旦戻って車であちこちの街路樹を見て回った。
ステラタウン周辺の紅葉を見た後、いくつかのハナミズキ街道(?)を
見ると・・実の生り方にもそれぞれ違いがあり、真っ赤な実が溢れて
零れ落ちそうなくらいたくさん生っている木もあれば全く実をつけて
いない木もたくさんあり、既に葉っぱが赤くなっているものなど
それぞれの木の表情を見るため車を停めてしばし観察・・・。

ハナミズキだけでもこんなにきれいだと感じるのだから有名観光地の
紅葉はいかばかりか・・と思う反面、いやいや身近な紅葉を楽しめれば
いいのだ・・と自分に言い聞かせ(?)、今後は隣接する市やまだまだ
緑多きさいたま市周辺ならではの紅葉、黄葉を楽しむことにして帰宅。

そして今、童謡、日本の歌、ポピュラーソング、クラシックなど秋の
曲を聴きながら私の時間を過ごすことに・・・


里の秋Satonoaki/歌いだし♪しずかなしずかな/見やすい歌詞つき
【日本の歌Japanese traditional song】

日本の秋の歌メドレー【全17曲45分】
☆紅葉☆ゴンドラの唄☆秋の夜半☆旅愁☆埴生の宿☆故郷の人々
☆赤とんぼ☆故郷☆十五夜お月さん☆夕焼け雲☆故郷を離るる歌
☆庭の千草☆星の界☆波浮の港☆荒城の月☆村祭り☆埴生の宿


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色褪せて見えたポストに・・・

2024-11-10 11:52:20 | 喜怒哀楽をポジティブに
我が家から100メートルぐらい先のスーパーの駐車場に
設置されていた郵便ポストが先月(10月)下旬に撤去された。

それほど頻繁ではないが我が家では二人ともかなり利用していたので
なくなってみるとその存在がいかに大きかったかがわかるような気がした。

私は、友人知人への手紙や年初からは姉の死以後の諸々の手続き上の
やり取りや必要書類の提出のための投函で・・・
千恵子選手もやはり友人や絵手紙仲間への交流などで・・・

撤去日の案内がポストに貼り付けられた頃から投函口が封印されていたが
撤去理由などの記載はなく、赤く四角い威風堂々としたポストが心なしか
色褪せたように見え、様相を変えたそのポストは曇天の下で寒々しくも
見えた。

撤去後は我が家から500メートルぐらい先の郵便局へ直接持っていくか、
局前のポストに投函しているが「ついでに・・」とそこを通る用事が
ない時は僅かの差の距離でも億劫にもなりかねない。

・・と同時に今まで便利だったことへのありがたさや感謝のようなものを
感じていなかったことに気づいた。
このことをきっかけに、普段何気なく当たり前のように思っていることに
少しでも気づき、それを享受する喜びをあらためて感じることができる
(普段とは違う)静かな自分を探してみたいとも思う。

なくなったポストにちょっと切ないような思いを感じたので
「手紙 ~拝啓 十五の君へ」をアップしてみた。

この曲は私が60代後半の頃、企業のCMにも使われていたが
大きな震災への復旧、復興へのテーマソングとしても活用され、
多くの人たちの感動を呼んだと思う。

私自身も定年後の仕事で多少辛いと思った時などもこの歌に
勇気づけられたことが何度もあった。
決して少年や若者だけではなく大人でも心を大きく揺さぶられた
人達がたくさんいるのではないだろうか。

どの歌詞も心に響くが・・
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め

ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう

これらの歌詞はきっと多くの人を励まし、歌を聴いた人たち
それぞれの心に暖かく残っていることと思う。


手紙 ~拝啓 十五の君へ~ アンジェラ・アキ(フル)
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玄関にも小さいちいさい秋・・・

2024-11-05 14:42:52 | 喜怒哀楽をポジティブに
私の目にもわかるように私の周りにも身近にも深まりつつある秋を
感じるようになってきた。
まだ夏の名残を感じていた頃から我が家の獅子ゆずの木の下で
咲き始めていた白い秋明菊がかなりの勢いを増し獅子ゆずの
濃い緑の葉っぱをバックにその姿を際立たせているように見える。

その秋明菊が昨日、キッチンの蛇口の下で小さな一輪挿しとして
登場したのを見たと思ったら今日はテキーラのショットグラスから
顔を出している。
最近動作が緩慢な千恵子選手が素早く(?)飾ったようだ。

こんな場所でもその姿をそっと健気に見せている秋明菊に声を
かけてみたくなった。
これぞ『置かれた場所で咲きなさい』を表わしているように思えたからだ。
※(「置かれた場所で咲きなさい」は渡辺和子さんの著書)

最近本来の役割であるテキーラと一緒に登場することもなく、
なんの変哲も無いこのショットグラスはそれでも狭い水面に秋明菊の
葉っぱを浮かせ、細い茎の上の花に十分な水分を送り、可憐な花を
元気づけているようだ。

バックの壁も白いのでちょっと見えにくいが・・・
下の布の花は葉や茎の形を見るとシュウメイギクではないようだ。
  

木通を見て自分が育った田舎の友人への手紙を
書いた千恵子選手


11月に入ったと思ったら早くも5日が経過・・・・
久々に2枚のハガキを縦に使っての絵手紙を・・・
  

遠隔地の観光地はどこも混むので県北のある場所へ



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「聞くエッセイ」と「聴くエッセイ」・・『どれにしようかな・・』

2024-11-03 14:31:13 | 喜怒哀楽をポジティブに
ノーベル賞候補の柳沢正史教授の睡眠についての番組を何度か
見たことがあるが実生活におけるレム睡眠とノンレム睡眠の説明や
良い睡眠と言われることやその取り入れ方などについて過日録画
しておいたものをみてなるほど・・と思ったこともたくさんあった。

その中で良い睡眠導入への一つとして睡眠前のルーティーンの
話があり、自分はどうなのか?・・と考えたところ、一部合致
するところもあったが・・・

私は自分の投稿記事に「安らぎ」に繋がるようなyoutubeの音楽や、
BGMなどを時々掲載しているが自分自身も睡眠の準備に入る時には
それらを聴きながら・・或いは詩やエッセイの朗読などを聞いて少し
癒された気分でベッドに入ることにしている。

最近は今日の記事のタイトルどおり「聞くエッセイ」と「聴くエッセイ」を
交互に聴いているのだが昨晩は『今夜はどれにしようか?』と思った時に
ふと、あの『どれにしようかな・・天の神様のいうとおり・・・』の
わらべ歌(?)を思いだし、メモ用紙に「聞く」と「聴く」を書いて
選ぶことにしたのだ。

昭和の男の節くれだった人差し指が左右に動き始めると自分でも
不思議なくらい気持が高揚・・・
ところが・・・
『天の神様の言うとおり・・』まで言い終わると指も思考も止まって
しまったのだ。

しばらく「天の神様の言うとおり・・」を繰り返してその後に続く言葉を
思いだすようにすると・・・
「あべべのべ・・」だったような「鉄砲撃ってバンバンバン」だったような・・
と朧気ながら思いだしたがそれは自分自身が子供の頃に歌っていた
ものなのか、自分の子供たちが友達と一緒に我が家で歌っていたものが
頭の隅に残っていたのか?・・と混乱(?)。

そこで『どれに(どちらに)しようかな』で検索をはじめた。
いろんな方法やワードで調べると県や地域によって違い、「神様の言う
とおり・・」に続く言葉の多いことに驚いた。
私は故郷富山県や育った氷見市、そして結婚以来58年以上住んでいる
埼玉県で調べることにして県内各地の「どれにしようかな・・」を
調べた結果、微かに覚えている文言は富山県や北陸地方のものでは
ないということと、おそらく埼玉県に住んでから聞いたものが記憶に
あるのだろうと思ったのだ。

ということは自分自身子供の頃はそういう遊びはしなかったことに
なるのだろうか?
やはり我が子とその友達たちのたまり場のようであった我が家で
賑やかに遊んでいた頃の子供たちがあの大きな声で歌っていた
『どれにしようかな・・』だったのかもしれない・・と思った。
何度も聞いているものなので子供の頃からだと思い込んでいたのだろうか。
期待外れ(?)でなんだかちょっと寂しいような気もするが・・・

・・ということで埼玉県バージョンでやったところ「聞くエッセイ」で
指が止まったので・・・
そしてこの第3夜も「聞くエッセイ」の中から「どれにしようかな・・」で
選んだもの。

聞くエッセイや聴くエッセイは他にもたくさんあるが
このエッセイは平林鈴子さんの「鈴子の台所」から・・・
平林さんご自身の作品もあるが「聴くエッセイ」には中江有里さんの
ものもある。

【聞くエッセイ】第3夜

【聞くエッセイ】第2夜/おやすみ前に声でお届け

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狭庭にも少しずつ深まる秋を感じる・・・

2024-10-30 17:43:09 | 喜怒哀楽をポジティブに
秋のような、そうでないような・・と思っているうちに10月も終わりを
迎えることになった。

私達が長い間接してきたレトロとも懐古的ともいえるような秋から
近年のように気象の変動、目まぐるしい異常気象などで今年の春
同様に一瞬で終わってしまうかのように感じる秋の様子はもちろん
地域によっても多少の違いはあっても少しずつ深まっているようだ。

秋の気配を感じた頃から気温が多少下がってもつい先日までは
まだまだ半袖はしまえない・・という情報や現実に厳しい残暑も
あったがさすがに長袖一枚では肌寒く感じるようになってきた。

今朝起きた時はテラスの物干し竿全体にたくさんの雨粒がついて
いたが次第に晴れ、すっかりいい天気なった。
その柔らかい陽ざしを受けて獅子ゆずの傍のシュウメイギクが
嬉しそうに揺らいでいる。
周りの芝生の上を1円玉ぐらいのベージュ色の蝶が細かく上下に
飛んでいる姿がその動きに反し、不思議に思えるほどのんびりとした
景色に見える。

獅子ゆずもほんのりと色づきはじめ、木蓮の木は残り少なくなった
葉っぱと交代するように長い春を待つ花芽がかなり大きくなってきた。
柔らかく降り注ぐ陽ざしを静かに跳ね返している椿の木にはいつの
間にか蕾がいっぱいついている。

ならば椿に先駆けて咲くサザンカはどうか?‥とマンションを囲む
フェンス(生け垣)を見れば椿に負けじ・・とばかりに小さな蕾が
これまたいっぱい・・・

こうして我が家の狭庭の秋も徐々に深まっているようだ。


千恵子選手の『絵手紙コーナー』 
ザクロの実も弾けて気持もおおらかに
 

夕陽を跳ね返して       まさに光陰矢の如し
 

柿は私(fumiel-shima)が一番好きは果物
 

秋空に舞う落ち葉を見て
 

#自律神経を整える音楽  💕 ストレス解消のためのやさしい音楽 💕 癒しの音楽 💕#リラックスミュージック #癒し音楽 #soothingrelaxation
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【晩秋】のイメージとその使い方に戸惑いが・・・

2024-10-23 10:06:37 | 喜怒哀楽をポジティブに
秋とは思えぬような暑さが続いたかと思うとスッキリと晴れた日でも
肌寒く感じたこの秋・・・

私のように真夏の炎天下、灼熱の太陽が降り注ぐ中に立つのが
大好きな者もいれば、心地良さを感じる風が通り抜ける爽やかな
秋が次第に深まりゆく情景が一番好きだという人たちもいるだろう。
寧ろそういう方々の方が多いかもしれない。

ここ、埼玉や南関東は3日間いい天気が続いていたが全国的には
昨日から雨模様、或いは既に雨となっている地域が多いようだ。
埼玉も今朝から曇り空でやがて雨になる模様。

そんな中で私にも少しずつ深まりゆく秋が感じられる・・と
思っていたところ先日、千恵子選手から絵手紙の仲間への通信欄に
「晩秋」と書く事についての質問があった。
既に一部は「晩秋」を書き込み投函済みだという。

私が教わった記憶では秋の終わりごろを指す「晩秋」は一般的に
使われている11月の後半から12月の初めごろまで・・という認識
だったがあらためて問われると「???はたして・・」と思ったので
検索してみた。

すると・・
気象庁の秋は…9月~11月。
天文学での秋は・・秋分(9月23日)~冬至(12月22日)ということで
時候の挨拶として使われる場合は10月上旬から暦の上では冬となる
「立冬」の前日までだという。
ところが今年のように10月の上旬や中旬になっても暑さが残っている
こともあり、「晩秋」を感じないこともあるので使い方も考えなければ・・と
なるようだ。

こうして晩秋は旧暦の9月を指す言葉、暦の目安でもある甘露から
立冬となる前日までの期間を指す言葉としての意味となり、
これは二十四節気(にじゅうしせっき)に基づく考え方で
寒露(かんろ)…(10月8日頃から10月22日頃)から
霜降(そうこう)…(10月23日頃から11月6日ごろ)まで・・
二十四節気での晩秋は10月8日~11月6日頃ということになるようだ。

こうして晩秋の時期には複数の考え方があるようで
一般的な秋の終わりは…11月中旬~12月上旬
旧暦(月切り)の晩秋は…10月15日~11月12日
旧暦(節切り)の晩秋は…10月8日~11月6日頃ということで
なかなか難しい。

※暦月 では 正月 (1月) 2月 3月 を春、 4月  5月  6月 を夏、
7月 8月 9月 を秋、 10月 11月 12月 を冬とし、
これに 対し 、 節気 から 次の 節気 の 前日 までの間を 1か月 と
する月の区切り 方を 節切り、節月 というとのこと。
これもややこしい。

月切り
季語として使う場合は二十四節季の時期同様に10月8日~11月6日
のことを指し、本来の「晩秋の時期」は10月8日~11月6日のようだ。

よくわからない私だがまとめると・・
晩秋とは「秋の終わり頃」を意味し、以下のような時期になる。
一般的な秋の終わり…11月中旬~12月上旬
旧暦(月切り)の晩秋…10月15日~11月12日
旧暦(節切り)の晩秋…10月8日~11月6日頃

ビジネスの手紙などで「晩秋の候」と書くのは私が教わり朧気ながらも
記憶にあった11月中旬~12月上旬頃までとなることを再認識
したのだが・・・。
旧暦や二十四節気、七十二候などに・・そして言葉やその使い方などにも
詳しいブログ友アナザン・スターさんは何と仰るだろう?

千恵子選手の落ち葉の絵手紙を挟みながら
    

   

   

深まりゆく秋・・時には体を横たえ、こういうBGMで
心身の疲れを癒すのはいかがでしょうか。

先ずは私の大好きなBGM
きっと幸せな気持ちになる!!【安らぎのBGM】

そして
秋 BGM 最高の瞑想音楽でストレスと不安を和らげる
さらにしつこく追い打ちをかけるような
秋を感じる、癒しの音楽【ほっこり 作業用BGM】  
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任務(?)完了!・・と同時に心通う嬉しい旅!!

2024-10-19 12:13:35 | 喜怒哀楽をポジティブに
16,17日はまた神戸へ行ってきた。
これで姉からの相続や家の売却などに関する最終の手続きや
引き渡しが無事に終わり、10カ月に及ぶ諸々の整理や処理が完了した。

それらの件では今回が最終となる神戸行きには息子の嫁ソニアが同伴。
大切な仕事の最終段階で息子夫婦は姉が生前に自分たち(息子夫婦)と
約束したことを実践したいということで最初は息子夫婦同伴で行く予定
だったのだが息子は急遽休めなくなったということで私とソニアが
二人で行くことに・・・

口髭とスキンヘッドの異色爺さんと外国人で綺麗な中年女性との
妙なカップル(?)に見える二人の旅(?)はそれなりに楽しく
有意義でもあった。

16日は午後1時過ぎに新神戸へ到着・・そこからいつものように
地下鉄で姉の家へ向かい、翌日の引き渡しのために二人で最終的な
チェックと諸々の確認。
近隣の方々への最後となる挨拶時にも長く続いた姉と周りの方たちとの
良好な関係が再確認出来て胸が詰まる思いだった。

まもなく取り壊され、新たな形で生まれ変わるであろう姉の家との
別れにはやはり辛いものを感じた。
家の売却については姉の取引銀行の紹介で、かねてから大きな
不動産会社とwebでお互いの顔や表情をみながら話し合ったり、
直接会ったりで何度も打ち合わせをしてきたが翌17日にその会社の
本社のある中央区浪花町で合流し、買主である会社やその取引先の
銀行の方々との最終面談のために少し離れた場所に車で向かうことに
なっていたので予約しておいた同じ中央区元町のホテルに夕刻5時頃に
チェックイン。

私達二人はそれぞれの部屋に荷物を置き、すぐに多くの人で賑わう
元町の商店街を観ながらあちこちの気軽に飲めるような飲食店を物色・・・

最終的には明るく広々とした焼き鳥店でお互いに生ビールを飲みながら
焼き鳥類を堪能(?)して疲れ(?)を癒した。
普段からよく話し合っている私達だが話はとどまることなくジョッキは
次々とおかわり状態で6杯を超えたので翌日のことも考えホテルへ
戻ることにした。

ホテルの近くのコンビニで「サントリー 角ハイボール 濃いめ」やビールの
「スーパードライ」などの缶をしこたま(?)買い、ホテルへ戻ると
私の部屋で二人だけの楽しい宴会(?)を・・実に元気な二人だった。
普段から我が家へよく遊びにくるソニアだがこの日も持ち前の明るさと
面白さで盛り上がり、あっという間に時間が経過した。

息子夫婦は二人ともアルコールに強く、時々我が家へ遊びに来ても
本当によく飲むのだが、この日のソニアも私が敵わないほどの飲みっぷり。
いろんなことを話し、あっという間に時間が過ぎていった。
翌日のお互いのスケジュールを確認して、23時頃にソニアは自分の部屋へ・・・

翌17日・・私は姉のメインの取引銀行の紹介先であり、これまで
お世話になってきた大きな不動産会社と売却先である会社の方たちと
最終の引き渡しについての契約手続きを・・・
和やかな雰囲気の中での顔合わせは実に楽しいものだった。

その後、長い間相続に関し、お世話になっている銀行との今後の
問題や今後の私の遺言書作成などについても打ち合わせを・・・・

その間、ソニアは元町や三宮(三ノ宮)界隈を散策兼食事などで時間を
過ごし、朝チェックアウト時に荷物を預かってもらっているホテルで
合流し、帰路へ。
帰りの電車の中でも普段、お互いによ~く、わかっているつもりでも
今まで知り得なかったことなども分かり益々親娘の関係が良好になるで
あろうことを感じた。

そして今回もいたるところで関西の人たちの温かい気持ちに触れ、
些細なことにも感激やら感動やら・・・
あらためて『我以外皆我が師』を感じ、心穏やかになる2日間だった。

次回のことはまだ予定していないが、墓参りを兼ねて昔、後輩と
待ち合わせたあの「神戸ポートタワー」と大好きな海を見たいと思う。
長い間海なし県の埼玉で生活しているので故郷富山の海を
思いだすように・・・

秋も徐々に深まり、静かな時間を感じるようになってきた。
多くの人が心身の疲れを感じることもあるかもしれない。
ゆったりと聴ける曲で少し気持をリラックスできれば・・と思う。

10分 ♬ 聴くだけで幸せな時間 🎧 心を修復してくれる音楽 
#リラックス #自律神経を整える #元気が出る
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「天声人語」の書き写し・・

2024-10-10 17:33:05 | 喜怒哀楽をポジティブに
我が家の千恵子選手の「アルツハイマー型認知症」の状況は
緩やかではあるが少しずつ進行しているようだ。

普段の生活やその言動は他者から見ると到底そういう状態には
見えないようだが、私にはもちろん、近くに住む子供たち家族にも
その緩やかなれども進行しているという様子はわかるのだ。

むろん本人も認識している。
ただ、私たち家族はそれを悲観的には考えていないし、その負の
特徴や特異な症状として語られるようなものも今のところ見られない。
本人は自分でも体力と共に衰えていく直近の記憶や判断力、
行動力などをわかっている所為か「自信喪失」に近い言葉や表情が
増えてきたように感じる。

そんな中で長年の生活のルーティーンのように現在も変わりなく
続けている日常生活の炊事、洗濯、掃除などはほぼ問題なく、
本人自らも現状維持のために・・と足腰の痛みに耐えながらも
笑顔でやっている。
ただ、動作は以前に比べると緩慢だがそれは致し方ないことだと思う。

そんな千恵子選手が自分自身で『こんなはずじゃなかったのに・・』とか
『このままではいけない・・』思うことも屡のようだ。
そして少しずつ辞めさせていただいた絵手紙教室の最後の教室を
辞めた今年の3月からは「ほっ」と安堵した思いと、今後も自分のため
(認知症の進行緩和)にやり続けなければ・・という思いで時々
絵手紙を描いてきたが以前に比べ、集中力に欠ける自分に気づき、
何か集中して継続できるものを・・と考えていた時に毎日目を通す
朝日新聞のコラム【天声人語】の「書き写しノート」を知ったようだ。

そして早速4月半ばからその「天声人語書き写しノート」の活用を
はじめ、現在は6冊に至った。

この書き写しノート活用の功罪については賛否両論あるようだ。
ネットでは読解力や作文力などの効果効用などが語られる一方で
効果なし・・と言う意見もあるようだが当の本人はそういうことよりも
文章を読み、理解しながら限られた文字数(603文字)をきちんと
その枠内に書き納めるという集中する作業に魅力を感じ、集中する
ことによって自分自身の状態を確認したかったのだろう。
そう思うこと自体は私も良いことだと思う。

本人は体力と共に日々衰えていくように感じている気力に
緩くても、あまり効き目がなくても自分でできることを残された人生で
継続していきたいようなのだ。

このことはかなり前から思っていたようで実践してきたこともいくつかある。
1993年から書き始めたあの石原出版社の「10年日記」も2022年に
3冊目を書き終え、昨年からは4冊目に入ったのだが、本人はさすがに
あと10年は無理かも?・・思ったようで昨年からは高橋書店の
「3年日記(2023~2025年)」に切り替えたのだが・・・

書き始めて32年になることを思えば、挫折することなくよくもこんなに
長く続けられたものだと感心もするのである。
そして絵手紙を27年間続けてきたことにも彼女なりの努力には
家族であってもよく頑張った‥と思う。

書き写しノートに向かっているときは私もなるべく声をかけないように
しているが、本人自身もその時の気持によって掲載した画像のように
書き終えた後の気分も違うようである。

認知症の症状の一つに「昔のことはよく覚えている・・」ということが
あると言われるがまさにそのとおりで、数日前から今日までのことや
数時間前やほんの数十分前の記憶が曖昧・・ということは千恵子選手にも
多く表れている。
それを本人自身もわかっている上での『何かを継続してやりたい‥』は
私達周りの者も大切にしなければならないと思うのである。

「天声人語」の書き写しノート 

思いついたことを欄外に・・
603文字を間違いなく升目に入れていくためにはやはり集中力?
 
やはり難しいのか・・・       心理状態が書き写しを左右?
 
なかなか慣れないようだが・・・   書き終わると満足感も・・・
 
吉行淳之介に関するものを検索?・・・
 
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