9月もいよいよ今日、明日を残すのみ・・・
よく言われることだがまさに「光陰矢の如し」。
月日の過ぎるのは放たれた矢のように早いという意味に加えて
その放たれた矢はそのまま戻ってこないことからあっという間に
過ぎ去った時間はもう戻ってこない・・・という意味をしみじみと感じる。
今月の半ばごろに我が家の庭のフェンス際で咲いていたヒオウギや
キバナサフランモドキが今年最後の顔を見せて去っていった・・・
という記事を書いたがなんと、キバナサフランモドキは今朝復活(?)し、
3個咲いていた。
みかんや獅子ゆずは日に日に大きくなっているが、花の少ない我が家の
庭はほとんどの花が咲き終わり、フェンス際の様子はまさにこれ以上は
できないという縮小をした殺風景な荒野のよう・・・
そして芝生は大草原・・西部劇の世界がミニチュアで・・・
その荒野にポツン、ポツンと咲いたキバナサフランモドキは荒野を照らす
月のように思える。
もちろん夜でもないし、丸い花ではなく満月や半月のようでもないが
6弁のその花びらは夜の荒野を煌々と照らす明るい月あかりを
思わせ、このミニュチアの荒野にカウボーイハット、バンダナなど
カウボーイ衣装を身に着けた男たちが現れ懐かしいあの「ローハイド」の
物語りが展開されるような気がする。
そんな空想と共に今日も晴れ上がった空を見ると雲の中に・・・
隊長ギル・フェイバー や副隊長ロディ・イェーツの経験、体験による
判断があらゆる苦難困難を乗り切って行く姿が浮かんでくるようだ。
調子に乗った子供のように私はその荒野と大草原に雨を降らせようと
散水栓を捻り、散水ノズルの先をシャワー状に切り替え噴射・・・
フェイバーさんが隊員に指示を出している様子を想像しながら体を
反転させ、太陽を背にすると目の前に広がるシャワー状の水の中に虹が・・・
ローハイドに出てきても不思議ではない光景に一人満足する私・・・。
空想を楽しんでいると弱弱しく飛んできた蚊がいつの間にか私の手の
甲に・・かゆみを感じると同時にピシャリと叩くと私は現実の世界へ・・・