『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

またもや珍現象が・・・

2023-06-18 18:10:59 | 喜怒哀楽をポジティブに
我が家でここ4年続けて起きている珍現象(?)が今年も5月に
発生し、そしてまた2~3日前からも再び発生・・・

以下の赤色文字部分は先月投稿記事の一部から引用・・・

蕾の頃から咲き始めはヒヨドリに襲われ続けていたあの
モクレンの話なのだが・・・

桜が満開になる頃にはヒヨドリはモクレンからあちこちの桜の木に移動し、
腹いっぱい花びらを食べたり蜜を吸ったりしているようなので、
その後私たちは安心して(?)モクレンの蕾が開き、空に向かって
開いた花が風に揺らぐ様子を楽しむことができていたのだ。

そのモクレンがまたしても季節外れのこの時期に咲き始め、
今年で4年連続となった。

過去3年は昨年が6月の下旬と7月の中旬頃の2回で、その前の2年は
いずれも6月の下旬だった。

それに比べると今年は少し早いが、モクレンの花の開花時期としては
特別珍しいことではないのだろうか?

近くの公園や区役所へ通じる道路にもモクレン並木はあるが、7月や
6月は勿論のこと5月に咲いたのも見たことがないので我が家では毎年
「珍現象」としてその都度カメラに収め、記録しているのである。

例年起きるこの現象が不思議なので昨日、青空に誘われて
春にはモクレンの咲く近くの公園と区役所の手前のモクレン並木へ
行ってみた。
前掲の記事のとおり、今回もそのいずれにも開花はもちろん、蕾の
姿さへ見られなかった。

このモクレンは20年ほど前だっただろうか近隣で咲く木蓮の美しさに
見とれた千恵子選手が絵手紙の材料として一本の小枝を貰う時に
たとえ小さな枝でも折(切)ってもらうのが申し訳ない・・という思いで
我が家にもモクレンがあれば・・と話していたのを聞いた私が、
仕事(定年後の運送業)の帰り道、上尾市の道路を通過中モクレンの
花がたくさん咲いている大きな家をみて数日後の休日にその家を訪問し、
勇を鼓して分けていただけないかと頼んでみた。

2年ほど前に書いた記事にその時の様子が・・
木蓮が6月に咲くことは珍しいことではないのかもしれないが、
我が家に限らず、さいたま市や隣接する市町村でも私は見たことがない。
我が家の木蓮は18年ぐらいに前に通りかかった大きな民家から分けて
もらって育てたものでそのいきさつがまた忘れられない思い出と
なっている。

18年前、その民家の脇を通る時に何気なくその庭を見ると沢山の
木蓮の花が・・・
毎年木蓮の花を沢山絵手紙に描きたいと思っている妻の千恵子選手の
望みが叶うのならば・・・と少し離れた場所に車を停め、私は
勇を鼓してその民家を訪れた。

木蓮の花はかなり咲いていたが外は寒く、住人のことを思うと
インターホンを押すのを躊躇したが思い切って押してみるといかにも
暖かい暖房のある部屋からでてきたと思われるような頬が少し赤らんだ
その家のお父さんらしき人・・・
事情を話すと少し面倒くさそうな表情ではあったが人は悪くなさそうで
すぐに玄関脇の剣先スコップを手に木蓮のところへ・・・
しかし、すぐにまた家の中へ・・実は寒さが厳しいので少し長引くかも
しれない作業に備え、少し厚手の棉入り半天を着るためだったのである。

何本かある木蓮の木の根元近くの小さな木を掘り起こし、その根の部分を
透明のビニール袋に入れて私に渡してくれたのだ。
絵を描きたいのならこの枝も・・と開いた花の他に幾つもの蕾のついた
すこし大きめの枝も切って渡してくれたのが寒風とともに心に沁みた。

その後、お礼のためお菓子と千恵子選手の絵手紙を持参し、時々は
若木の様子を報告し、花が咲き始めてからも時々絵手紙でお礼を・・・
という今や我が家の年中行事となっている。

こうして毎年モクレンが咲きだす頃から千恵子選手とヒヨドリの
睨み合いが繰り返される中、逞しく成長した我が家のモクレンは
今年も季節外れの笑顔を見せてくれるのだ。
笑顔ではなく空に向かっての高笑いかもしれない。
『ヒヨドリたちよ、私たちは負けてはいない!』 
『見よ、この生命力を!』と言わんばかりに・・・

次々と顔を出すモクレンたち
 





コメント (12)
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