『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

ヒューマンドラマの三作を

2023-10-10 22:54:40 | 喜怒哀楽をポジティブに
今朝起きるとテラスには未だ雨の名残が・・・
四段の物干し台の一番下(テラスの庭に近い部分)の
物干し竿(スチール製)の下側に雨のしずくが端から端迄繋がっていた。

『今日も雨か・・そして昨日と同じように寒くなるのか・・』と
思っていたが、しばらくすると空が明るくなり柔らかい陽ざしが・・・

そしてその陽光は次第に明るさと暖かさを増して庭に
降り注いでいた。

今日は千恵子選手の病院行きもなく、他にも予定などもないので
読書と映画でも観ようと決めて自室でアマゾン(プライム)の映画と
図書館から借りたいくつかのDVDの中から選ぶことにした。

どれにしようかと吟味(?)していると、千恵子選手がリハビリに
行ってきます・・と声を掛けて元気そうに出かけて行った。
リハビリの病院は近いので通常は歩いていくことが多く、
送迎は時々・・という程度なのだが千恵子選手の体力、記憶力の
減退を思い、無事に帰宅するとやはりほっとする日々なのである。

さて、読書と映画鑑賞は・・・
先月も久々の読書と映画のことを何度か記事にしたが
今月も群ようこのエッセイ集などを読んでいる。
映画の方は群ようこ原作の「かもめ食堂」と
山田洋次監督作品をいくつか観たがやはり過日観た
「同胞」「学校Ⅱ」に山田監督の深く熱い思いを感じたので
今回もまた山田洋二監督作品の「故郷」「息子」「十五才」を
観ることにした。
 
午前中は「故郷」を、そして午後は来客が帰った後に
「息子」を・・さらに夕食後に「十五才」を観て映画三昧に
耽ったような一日だった。


「故郷」は50年も前の作品で広島県の呉市の倉橋島が舞台・・・
高度経済成長の波に呑まれ先祖代々の地に、哀惜の思いを残しながら
転職を余儀なくされ、島を出て尾道で暮らすことを決断する家族の
切なく寂しい物語が加藤登紀子の詩情豊かで哀愁に満ちた
「風の舟歌」と相まって瀬戸内の海へのノスタルジーのようなものも感じ
胸にざわめきを感じるような作品だった。

風の舟唄/加藤登紀子



「息子」も1991年の作品なので30年以上も前の映画だが
椎名誠の小説「倉庫作業員」を映画化したもの。
人の一生や人間味に焦点を当てた作品で人生や人それぞれの
生き様のようなものが仕事や友情、家族、恋愛などを通して
語られるまさにヒューマンドラマと言えるものではないだろうか



「十五才」は「学校シリーズのⅣ」で不登校の中学生が
家出同然のヒッチハイクで屋久島まで行く間に出会う
人達との交流で成長していく姿を描いた感動作品。
企業戦士のような父親の頑なな心にも変化が表れるところにも
人間味を感じた。

まだまだ山田洋次監督の作品を観たいと思う。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする