今日もそうだが、今週は風のない暖かい日もあり、まずは天候に
恵まれた(?)週だった。
3月に予想された桜の開花も延びたり、思わぬ春の嵐のような
日があったりで今年も花見の機会を失いそうだったが、空がどこまでも
青く拡がった10日は『今日がチャンス!』とばかり急遽花見を考え、
千恵子選手に話したところ二つ返事で即座に笑顔を返してきた。
さて、どこにするか・・・と思い、一瞬埼玉県で一番と言われている
幸手市の「権現堂桜堤」が頭に浮かんだが、私は迷うことなくすぐに
熊谷市の「熊谷桜堤」に決定。
「権現堂桜堤」も「熊谷桜堤」も我が家からはほぼ同じぐらいの距離
(30km程度)なのだが、花見をしながらの昼食は群馬で有名なあの
「上州御用 鳥めし本舗 登利平」の鳥めし弁当を食べようと思ったから・・・
登利平は本拠地群馬に28店舗、埼玉に5店舗そして栃木にもあり、
駅ナカや高速道路などでも人気のある本当に美味しい弁当なのだ。
たまに大型店舗などで販売されることもあるようだ。
そんな登利平の弁当に目が眩んだかのようなことで熊谷に向かったが、
桜を観る目的としても大正解だった。
何年ぶりかで見る荒川大橋付近から下流に向かい2㎞にわたって続く
桜並木の景観は見事だった。
既に桜まつりは終わっていたが桜は依然として満開状態で花の中に
多少の緑(葉)が覗いていても観て楽しんだり写真に収めるには
十分な状態だったと思う。





ウィークデーでも見物客は多く、河川敷の大きな駐車場には他県
ナンバーの車も多くみられた。






杖をつきながら歩く千恵子選手には2kmの並木径は無理なので
狭い範囲にし、私達が観たのは300mぐらいだったと思う。
それでも充分その美しさを目に、こころに焼き付けることが出来た。
愛犬家たちが集まってお互いの犬について語り合っている傍を
通ると人懐っこい犬たちが私たちの周りにもやってきて私達の
顔を見上げて何かを話したいような素振りを見せたので、飼い主に
許可をもらい、千恵子選手と一緒に写真を撮らせてもらった。



帰りに森林公園の桜を観るつもりだったが、千恵子選手は疲れたので
早く帰りたいということで太陽がまだ高いうちに直帰・・・。
よく11日はわたしたちの結婚記念日。
満58年が過ぎ、59年目に突入を祝ってくれた息子夫婦が食事に
誘ってくれて久々の外食。
今回は焼肉よりしゃぶしゃぶを・・ということで美味しさと楽しさで
私も生ビール6杯を気持よく飲み、息子もその妻のソニアも酒豪だが
今回は千恵子選手の介助も考え、私同様6杯に留めたようだ。
そして昨日、今日は暖かい中、近くの公園で朝ドラ「らんまん」の
万太郎になったような気分でハナズオウと咲き始めた八重桜の
花びらに顔を近づけてゆったりとした時間を過ごした。
明日は全国的にも今日よりさらに気温が上がり夏日になるところも
あるようだ。
私にとっては夏日や真夏日は嬉しいことだが暑さを嫌う人のことを
考えると暖かく優しい陽ざしの温もり程度でほどほどがいいのかもしれない。