さて、最近は私のホームズへの思いを
綴っており推理小説とは離れてしまった
ので、ここらで軌道修正したいと思う。
表題にある『少年少女 世界推理文学全集』
(全20巻、あかね書房)と言えば、学校図書にも
入っている海外ミステリの定番だったようなので
懐かしいと思われる諸君も多いだろう。
もちろん私もその1人で、“推理小説と私”と
題して書くなら、このシリーズなくしては
語れない。残念ながら絶版になっているので
非常に入手困難なのだが、ネット検索していると
このシリーズで推理小説やその面白さに出会った
人や影響を受けた人がたくさんいることが
わかった。
それくらい価値のある優れたシリーズだというのは、
本格派からサスペンス、ハードボイルド派などと
いう推理作家がバラエティ豊かに選択され、ポイント
押さえた名作がバランスよく収録されているからで
あろう。
確かに児童向けにアブリッジ(簡略化)翻訳されて
いるので、後々大人向けの完訳本を読むと、興醒め
したりショックを受けたりすることはあったが、
それも最小限になるような作品の選び方であり
訳し方だったような気がする。
私の通っていた児童図書館にも中学校の図書館にも
このシリーズがあった。思えば、レスター・リースにも
サイモン・テンプラーにも出会ったのが、このシリーズ
だった。
だいたい、1冊に2つの短篇が収録されており、
ホームズやルパンも含まれていたが、私はそれは別の
シリーズで読んでいるので、他のをどんどん読んで
いったのだ。
そして、私の大好きな推理作家ウイリアム・アイリッシュ
にも出逢うのである。
綴っており推理小説とは離れてしまった
ので、ここらで軌道修正したいと思う。
表題にある『少年少女 世界推理文学全集』
(全20巻、あかね書房)と言えば、学校図書にも
入っている海外ミステリの定番だったようなので
懐かしいと思われる諸君も多いだろう。
もちろん私もその1人で、“推理小説と私”と
題して書くなら、このシリーズなくしては
語れない。残念ながら絶版になっているので
非常に入手困難なのだが、ネット検索していると
このシリーズで推理小説やその面白さに出会った
人や影響を受けた人がたくさんいることが
わかった。
それくらい価値のある優れたシリーズだというのは、
本格派からサスペンス、ハードボイルド派などと
いう推理作家がバラエティ豊かに選択され、ポイント
押さえた名作がバランスよく収録されているからで
あろう。
確かに児童向けにアブリッジ(簡略化)翻訳されて
いるので、後々大人向けの完訳本を読むと、興醒め
したりショックを受けたりすることはあったが、
それも最小限になるような作品の選び方であり
訳し方だったような気がする。
私の通っていた児童図書館にも中学校の図書館にも
このシリーズがあった。思えば、レスター・リースにも
サイモン・テンプラーにも出会ったのが、このシリーズ
だった。
だいたい、1冊に2つの短篇が収録されており、
ホームズやルパンも含まれていたが、私はそれは別の
シリーズで読んでいるので、他のをどんどん読んで
いったのだ。
そして、私の大好きな推理作家ウイリアム・アイリッシュ
にも出逢うのである。