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♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

半母音r その1 Vol.30

2005-10-28 | Fri:発音だけで英語マスター!!
先週は子音を説明しましたので、やはり
次はとの違いが興味深いところ、の説明を
いたしましょう。は非常に難しいので2回に
渡って解説していきますね。

ラ行のローマ字はRを使いますので、日本語の
発音はに近いのかと思いがちですが、実は
そうではありません。日本語のラ行に関わる
子音はでもなくでもないのです。

時に、または人によってはに近い子音でラ行を
発音することもあり得ますので、のほうが近いと
いう人もいるでしょう。

ではまず、日本語のラ行の子音を確認してみましょう。
ゆっくり子音を意識しながら、ラ、リ、ル、レ、ロ
と言ってみてください。
舌の先端が上あごの前のほうについているのが
わかりますね? それだけではなく、普通は最初舌の
先端部が少し後方を向いており、音を発する瞬間に
上あごをこすりながら前へ弾くようにするのが
日本語のラ行の子音です。

舌足らずのかたは舌の先端を後ろへ巻きつける
余裕がなく、ただ単に上あごにつけて発音する
ような格好になりやすいと思います。舌足らずのかた
ではなくても、単語によって、もしくは急いでいたり、
ゆっくり発音しようとしたりするときにに似た発音で
ラ行を言っているときがあります。

さて、本題です。英語のはどのようにして発音
されるのか、ですね。表題に“半母音”としてある
のに、お気づきだったでしょうか。

そうなのです。英語のは子音ではなく、半母音
なのです!
 それでは標準の日本語にならい、ラ行を
発音するかのように舌の先端をくるっと後方へ向けて
上あごにつけた状態で発音せずに止めてみてください。

英語のはその舌の形がそっくりなのです。できるだけ
舌の先端を後方に向けながら、上あごから離してください。
上あごと舌は接触しません。そして、半母音ということ
なので、有声です。その状態で息と声を出してみましょう。
それがなのです。

来週は発音のコツなどもお知らせしますので
実際に練習していきましょう。
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